司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 先日、恐ろしい話を聞いた。上位ロー・スクールに通学しているA君(26)の話。
「先輩に短答不合格者が数人いる。そのほとんどが、『自分は、論文が、好きです』『論文の勉強をやりたい』とか『論文が、得意だから』とか言うのです」。このことを聞いて、恐ろしくなった。少し、コメントしよう。
(1)旧司法試験には、「論文は得意だが、択一(短答)は、苦手」という受験生は、少ないが、いた。それは、「択一(短答)」が難しかったから、多少は、納得できる。
(2)しかし、今の司法試験では、通用しない話だ。なぜなら、「短答」では、4人に3人が合格するから。予備試験でも、実質は同じだ。予備試験の「短答」が形式的に難しいといっても、本格的に勉強している層のうち、およそ4人に3人が受かる程度になろう。
(3)さて、易しくなった「短答」にも合格しない人が、「自分は、論文が好きです」「論文が得意だ」と言ってはいけない。「短答」も受からない受験生が、「論文」に逃げては、いけない。この種の人たちは、「勉強が、嫌いだ」「勉強から、逃げたい」と言うべきだった。これは、ブラック・ユーモアである。
(4)次に、易しくなった短答では、司法試験なら250点以上、予備試験では170点以上は、取らないといけない。受験生のかなりの人が、このことが分かっていないのではないだろうか。これも、恐ろしいことである。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 司法試験・予備試験に確実に合格するためには、「短答」を上位合格することが必須である。「短答」が受からなかったり、カスカス合格する人は、「基本」が出来ていないのである。まず、「基本」を固め、「短答」を必ず取る。そうすれば、「論文」合格が、確かになる。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 次に、1つだけ、「基本」「短答」「論文」に関して、大切な性質を示したい。それは、「短答」は客観テストだが、「基本」と「論文」は主観的なものであるという点だ。どんな試験でも、鉄則は、「客観問題(「短答」)を、必ず取る」。そのために、「基本」が必要になる。その結果として、主観テストである「論文」の出来がよくなる。この点を、理解してくださいネ。夢々、「“短答”は受からなかったり、弱手な人が、“論文”は得意だとか、好きだと言ってはいけない」。
「短答」そして、「論文」に強くなり、最終合格するためには、次のプロセスを取るとよい。
(1)「基本」を「7科目・入門講座DVD通信」などで、しっかり押さえる。
(2)「短答 過去問 アレンジ答練」で、高得点を取る。
(3)「論文 過去問 答練(ライブ/通信)」で、きっちり採点をしてもらう。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 受験界には、今日のような話やブラック・ユーモアが、氾濫している。しかし、プロフェッショナルになる君は、そんなものに見向きもせず、コツコツ、真面目に机に向かってください。
さあ! 今日も“スコ――ン”と“爆勉”しよう! 絶対合格だ!!
▼本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。
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Q:私の娘が大学2年生で、予備試験の受験生です。中学の頃から「私は、裁判官になる」と言って、山形県の実家で必死で受験勉強し、都内の難関私立大学に入学しました。入学後、受験サークルに入ったり、予備校に通ったりと努力していたようです。しかし、今年2月の終わりに「勉強がちっとも面白くならない」「もう短答合格レベルにまで行った友達もいるのに」「私は、一生合格できないかしれない」と、電話で相談してきました。家族も、どうしていいか困惑しています(静岡県、合格ネーム・ASさんの父)。
A:彼女は、自分の目標を見失いかけていますね。モチベーションの保ち方、勉強の仕方が、ズレたのが原因でしょう。予備試験・司法試験は、以前に比べて、制度上は通りやすくなったとはいえ、難関国家資格の一つです。合格の前提として、多少の困難に負けない強い人格であることはもちろん、人間を超越する“合格の神様”をも見方に付ける必要があるのです。「成川式」合格シリーズの「合格!“合格の神様”に好かれる秘けつ!」DVD(税・送料込み1,000円)で、私の公認会計士試験合格の経験も踏まえて、ご説明しますので、見てみてください。ピンと来ないようでしたら、「成川合格塾」で、直接ご相談に乗ります。
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