今週も、また日曜日が来た。“プロフェッショナルな勉強法No.298”を、どうぞ。

ロー・スクールを卒業して１０年になるA男君。いまだに「ローや予備校が満足な授業をしてくれなかった」と、不満をブツブツ。B夫君は、１７０センチの身長に１００キロの体系。C子さんは、コツコツ改善することが苦手で、いつも重要論点集や予想答練に飛びついている。３人とも、何年経っても合格に届きそうにありませんが…。

＜×：スべる人＞
（1）「試験とは何か」「受かるには、何が必要か」などがまったく分かっていません。
（2）ダラダラと日常生活を送り、家族や周囲の人を心配させています。
（3）先生や先輩たちが、心構えや勉強のやり方をアドバイスしても、「分かったような、分からないような…」。
（4）感謝の気持ちがなく、自分勝手な言動が多いのです。そのことに、気づいてもいません。

＜〇：受かる人＞
（1）試験の意義や合格の方法を、いつも考え、足らない点を改善しています。
（2）前夜に翌日の計画を立て、いつもキビキビした「考・言・動」を心がけています。
（3）他人のアドバイスに対して、合理・不合理をハッキリさせて、必要なものは即実行しています。
（4）太陽やお世話になっている人への感謝の気持ちを、忘れません。「ありがとうございます」の言葉も素直に言えます。

＜合格ポイント＞
（1）筆者の半世紀にわたる受験指導から、おおむね、次のことが言えます。「難関試験の合格は、あなたが受験する前から決まっている」
（2）日ごろから、人間力を高めれば、合格や成長の土台ができあがります。その上に受験勉強をすれば、いいわけです。その成果として、早めに合格ができる訳です。
（3）受験勉強を始める前から、備えておくべきことは、人間力です。人間力の内容は、次の通りです。
〈心力〉「素早さ」「＋思考（やる気）」「感謝の念」
〈体力〉「合格体重」「ジャンク食物の禁止」
〈考力〉「自分から、他人から、ドローンから、人工衛星から見る」「合理性」「期即連」
〈技力〉「コツコツと」「改善主義」

＜裏技＞
(1)予備試験の受験生で人間力を習得したい人は「スクール東京」の「５０才以上・合格者数・３倍作戦」を受講してはいかがですか。
(2)予備試験以外の難関試験（公認会計士試験・医学部入試・東大入試・気象予報士試験など）の受験生なら、成川講師の「トータル・マネジメント」の受講を、検討してみてください。

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