司法試験・予備試験の合格を、決める君よ!今週も、また日曜日が来た。“プロフェッショナルな勉強法No.136”を、どうぞ。
▼「“試験当局からのコメント”は、超1級の合格資料である!」。「短答」(マーク式)や、「論文」(記述式)の試験で、「どのように勉強すれば“確実”に“早期”に、合格できるのか」。特に、受験勉強の対象になる資料を、「何に、するか」と悩むが・・・。
<×:スベる人>
(1)新しく出た基本書や、はやりの参考書を片っ端から読む。それも、完全に理解するのではなく、流し読みするだけ。
(2)過去問をやるにはやるが、問題と答えを、丸覚えする。
(3)試験当局から、発表された本試験問題に関するコメントは、まったく見ない。
(注)試験の種類によって、公式のコメントが出ない場合もある。
<〇:受かる人>
(1)「基本書」「過去問集」「当局発表のコメント集」を中心に、勉強をする。
(2)受験生活(時間)のほとんどを、(1)の3資料を“アタック”することに使う。
(3)特に、「過去問集・当局発表のコメント集は、その本質が試験の“採点基準表”や“予想問題集”である」ことを知っている。
(4)(1)の3資料の各項目を、“行ったり来たり”して、理解を深める。
<合格ポイント>
(1)「次の本試験は、過去問週や当局のコメントから、出題される」。このことが、“確実”“早期”に合格するための、最良・最善の対策である。
(2)なぜなら、本試験の出題者本人が、試験の範囲や趣旨を、教えてくれているからである。それに、「過去問は、実質的・形式的に、何回も繰り返される」から。
(3)まず(1)(2)を、深く勉強する。それでも、まだ時間が余る場合は、過去問以外の問題や試験委員以外の人の書籍を、見てもよい。
(4)しかし、(1)(2)を確実にフォローした後、時間に余裕のある受験生は、皆無であるが・・・。
(5)当局コメントがある場合、試験委員ではない人の本は、見ない。合格に関係しないから。当局の試験愛用や方針とは異なる資料を読むと、“ダブル・スタンダード”になる。精力が分散してしまう。限られた自分のエネルギーは、合格に関係する資料に、絞る。点数に、まったく結びつかないことを、しない。時間の浪費だから。
(6)実際には、過去問集や、当局コメントを研究しない人が多いのは、なぜか。
①過去問集や当局コメントは本質的で、良問を取り扱っている。このため、難しく感じる。難しくても、それをやるのが受験勉強だが、“安直に合格したい”受験生は、“避けたがる”。基礎力のない人は、特に“煙たがる”。
②どんな試験でも、本質的で地道な勉強をしなくても、ラッキー合格者がある一定割合で出る。たまたま合格した人を見て、「あの程度の勉強でいいんだ」と軽く見る。
③学校や予備校が、過去問集や当局コメント以外のものを、“出したがる”。これは、経営のためであろうか・・・。
<裏技>
(1)制度が10年以上続いている試験においては、「基本書(テキスト)」「過去問集」「当局発表のコメント集」を勉強するだけで、合格(いや、上位合格)できる。
(2)例えば、司法試験・予備試験の場合。「スクール東京」では、原則として(1)の方式で授業をしている。一度、試してみては・・・。
▼本日も、ブログ記事を読んでいただき、ありがとうございました。あなたの1クリックは、わしが記事を書く、大きな原動力となります。以下のバナーをクリックして、ランキング・アップに、ご協力ください。
クリック、ありがとうございます。
また、明朝4時に、「司法試験ブログ・予備試験ブログ」でお会いしましょう!
▼本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。
【成川先生の合格語録】
「当局発表の資料は、噛めば噛むほど、深い!」
【司法試験・予備試験の個別指導予備校「スクール東京」のおトク情報】
● メールマガジン登録
● フェイスブック
● ツイッター
● お悩みやご質問は、お気軽に「成川先生へのメール」まで。
● 全国どこでも、講演に駆けつけます! お気軽に「成川先生・講演のご依頼」まで。
- ホーム
- プロフェッショナルな勉強法
- “試験当局からのコメント”は、超1級の合格資料である!