今週も、また日曜日が来た。“プロフェッショナルな勉強法No.277”を、どうぞ。
▼「心が折れるまで、自分を追い込まない!」。
Aさんは、公認会計士になることを夢見ている。2年以上かけて、受験費用をたくさん使い、勉強してきた。会計系・資格試験の受験生は通常、①簿記3級(合格率40%)→②2級(30%)→③1級(10%)→④公認会計士試験(5%)の順に試験を受けていく。受験に関して、何の予備知識もなく②2級の受験からスタートしたAさん。ところが、2回も滑ってしまい、3回目も「勝算がない」と直感した。この後、どうしようか・・・?
<×:スべる人>
(1)「何とかなるさ」と思って、とりあえず3回目の2級を受ける。結果は不合格。
(2)焦って、1級や公認会計士試験の暗記的な受験勉強を始める。
(3)2級・1級に、なかなか受からない。その内に心が折れて、「もう受験自体を、2度としたくない」。
<〇:受かる人>
(1)直感に従い、次の2級は受験しない。
(2)人生・仕事・資格・勉強に対する自分の考え方を見直し、根本的に変える。
(3)2級→1級とランクアップして受験。数年後、見事、公認会計士試験に最終合格した。
<合格ポイント>
(1)2級を3回滑って、戦略もなく1級や公認会計士試験に挑むのは、「挑戦」ではなく「自爆」である。試験そのものが嫌になり、最終的には「夢を捨てる」につながってしまう。それでは、合格は永遠に達成できない。だから、受験を断念することだけは、何としてでも避ける。受験ごときに、心が折れるまで、自分を追い込んではいけない。
(2)「勝てる見込みがない」と予感した試験を、無理に受けることはせず、次の出撃のチャンスをうかがう。その間、
①人生・仕事・資格に関する考え方を、改良する。「一日一生」「一瞬一命」に徹する。
②「よい師」を見つけ、指導してもらう。
③「理解型」の勉強に、変える。「論理力」を、鍛える。「ストック」を作る。
④「基本」と「過去問」に、返る。
<裏技>
(1)3回目の2級を受ける代わりに、いったんランク・ダウンして3級を受けてみる。2級で勉強した知識を使えば、合格できる可能性が非常に高い。
(2)「試験嫌い」にならないよう、小さな成功体験を積み重ねて、少しずつ自信を取り戻す。
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