今週も、日曜日が来た!それでは、“厳選プロフェッショナルな勉強法10選” No.6
をどうぞ!
ある先輩から、「まず、勉強量を多くせよ」と言われる。他の合格者からは、「理解に徹しなければ」とアドバイスされる。さて、どちらが正しいのか。
<×:スべる人>
(1)勉強量を増やすことだけが、“合格の近道”だと思う。
(2)じっくり考えてから、答えを出す。分からないと、一歩も先に進まない。
<〇:受かる人>
(1)勉強のやり初めの時は、まず“サッ”と項目を通覧する。「量を、やる」。第2回の時は、ゆっくり考え抜いた後、勉強量を増やす。「質を、やる」。
(2)勉強がかなり進んだ時は、初めから深く考える。分かるまで、やる。その調子でドンドン、1日の学習量をアップさせる。「量と質を、同時にやる」。
(3)考えながら、量を増やして行く。
(4)理解9割・暗記1割のスタイルで、勉強量を増やして行く。
<合格ポイント>
(1)「楽をして、早く、合格したい」
全ての人は、こう思っているに違いない。誰だって、苦労するのは嫌だし、精神的に、時には社会的に不安定な生活は、短い方がいいに決まっている。このような人々のニーズに応えるため、予備校側は「効率のいい勉強」を提案する。つまり、「本試験に出るところだけを勉強し、出ないところには一切、目もくれない」。これが、基本である。講義や答練などで、過去に出た問題をじっくりやる。そして、スピード・アップする。
(2)「効率のいい勉強」
大いに、結構。しかし、皆さんに注意して欲しいのは、「最初から効率だけを求めると、いつまでたっても実力がつかない」ということだ。勉強は、まず“サッ”と量で勝負する。特に、初学者の場合は、ひたすら、がむしゃらにやる方がよい。その後、すぐテキスト・過去問・答練をゴリゴリとやっつけて、理解を積み重ねていく。考えながら、「量」をやる。コツコツやる。すると、やがて「質」のいい勉強ができるようになる。これが、本当の意味での「効率のいい勉強」なのだ。考えながら「量」をこなさないと、実力を蓄えるための土台、つまり基本的な理解は得られない。理解がないまま、学習の効率だけを求めるのは、ただの横着である。
<裏技>
(1)初心者が最初、量をやる時は、超スピードで。多少、不明な点があっても、“爆走”する。
(2)かなり勉強が進んだ人が、分からない論点に出くわした時、その部分だけカットして、後回しにする。ヒマな時、じっくり考える。“爆勉”する。
▼本日も、ブログ記事を読んでいただき、ありがとうございました。あなたの1クリックは、私が記事を書く、大きな原動力となります。以下のバナーをクリックして、ランキング・アップに、ご協力ください。
また、明朝4時に、「司法試験ブログ・予備試験ブログ」でお会いしましょう!
▼本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。
———————————————
【正しい日本語の書き方】
「どのように書けば、よいか」
「説得力のある文章の書き方とは」
読者の皆様の要望に応え、スクール東京では、
このたび「正しい日本語の書き方」を出版しました。
(Discover〈ディスカヴァー〉より、定価1,500円〈消費税別〉)
文章の書き方のノウハウ満載です。
書店やネットで、ぜひ、ご購入を。
【司法試験・予備試験の個別指導予備校「スクール東京」のおトク情報】
● メールマガジン登録
● フェイスブック
● ツイッター
● お悩みやご質問は、お気軽に「成川先生へのメール」まで。
● 全国どこでも、講演に駆けつけます! お気軽に「成川先生・講演のご依頼」まで。
【2018年10月19日(金)発売!】
「悪文・乱文から卒業する 正しい日本語の書き方」が、Discover21様から発売となります!増補改訂で、更に使いやすくなりました!https://amzn.to/2E377oF
この記事へのコメントはありません。