今回の「受かる・土台作り作戦」は、土台作りの各論について述べていきます。
前回までに、土台には、最初に、すべての基盤である「体力」、次いで、心のあり方としての「心力」、そして、論理的思考力の「考力」、さらに、実際の行動でのメリハリとして大事な「技力」がある、とお話ししました。
この中に、勉強は入っておりません。まずは、勉強する前の基礎作りから始めることが、不可欠だからです。
つまり、大きな試験には、これら4つの要素がなければならないのです。どれ1つ欠けても、予備試験・司法試験、公認会計士試験や医学部入試のような、大きな試験は受かりません。
そこで、「受かる・土台作り作戦」では、各論として、以下の項目を取り上げます。
第1に、「体力」です。健康は、すべての基礎となります。大きな試験は、準備に時間がかかります。体力がなければ、乗り切ることは、できません。
第2に、「心力」です。心が弱ければ、受かりません。「ひょっとしたら、スベるのでは」などと、思っているようでは、合格は一生、無理です。心を強くすることです。
第3に、「考力」です。試験は、考えることです。考えるパワーが、大事です。暗記ばかりの勉強は、ダメです。考力がない限り、難しい試験には、合格しません。暗記中心の勉強に陥らないためには、どうしたらよいでしょうか。これから、私と一緒に考えていきましょう。
第4に、「技力」です。外部に出るパワーを、どうしたら効率よく、合理的に日々の行動を規律するかを説明します。文章の書き方、線の引き方など、を皆さんにお伝えします。
最後に、その時々の「出来事」を取り上げて、皆さんと一緒に考えていきたい、と思います。
私、成川豊彦は、もうすぐ80歳になろうと、しています。あなたも、私ぐらいのパワーがなければ、試験なんか乗り越えられませんよ。
この「受かる・土台作り作戦」、ご期待ください。
「さあ、行くぞ!」
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