不合格者座談会 第7回
成川先生: 前回、ピントを合わせた思考をすることが、大切ということを考えました。そのためには、私は、我々の人生には限りがあると、自覚することが大事だと考えます。
今日で終わると思う。1日一生。1日一死、2つ合わせて一瞬一命という言葉になります。
こういう、考え方をどう思いますか?
Aさん :うーん、その場、その場。そんなことさえ、考えていませんでした。
Bさん :確かに、成川先生は、自分で作られた言葉である「一瞬一命」と、よく言われますが、ピントを合わせた思考と行動につながっているとまでは、考えていませんでした。
成川先生:では、どう捉えていたのでしょうか?
Aさん :怒られそうですが、予備試験・司法試験の勉強は、難しいからとことんやるんだというためのスローガンのように、捉えていました。
成川先生:(苦笑しながら)試験に受かったことのない皆さんだから、イメージしにくいのでしょうが。毎年1400人、1500人近く通る試験は、決して困難なものではありません。難しくしているのは、皆さん自身ですよ。本当に受験勉強をしているのは、一握りです。
物事に対する正しい姿勢、考え方さえ身につけば、試験なんて簡単。私が、皆さんに求めているのは、その先のことです。たった一度の人生。この世に生まれた意味を考える。そのためには、この一瞬、今日1日を大切に生きてほしいという思いから「一瞬一命」と、言っているのです。
それが、ピントを合わせたものの発想、考え方につながると、主張したいのです。
Aさん :そうか、そんな深い意味があったのか。受験生の土台がない奴は、ボケッと1日を過ごしている。ポカンと勉強をし、ボーと仕事をしている。ただ、漠然として時間を浪費しているだけですね。
成川先生:そうです。そんなのなら、辞めたらいい。今日という日は、2度とやって来ない。そんな気迫で、勉強に臨んでほしい。
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