受講者から「先生は、いいことをおっしゃるが、西日本の方言のせいで厳しく聞こえます。面白くありません」という感想をいただきました。
確かに、東京の人から見れば、そうかもしれません。あるいは、注意されるのが嫌で、感情がコントロールできないこともあるでしょう。
しかし、よいアドバイスをいただいたのに、自分で習得しなかった場合、その項目は一生できないでしょう。改善の糧にしないのは、残念なことです。
気分で、その人の人格を見ると、判断できなくなります。時間の浪費です。
私も、新聞記者当時、いろいろ注意されました。しかし、「この先輩は、フィーリングだけで言っているのか」それとも、「もっともなことを話しているのか」を、見分けるようにしていました。
今でも、一緒に仕事をしていると、異常に感情的な方がいます。正直、そのような方に重要な仕事は依頼しづらいです。
治らない人は別として、人をサポートする職業や年輩者は、気分だけでやっても始まりません。そもそも、飯が食えません。人は、「なるほど、ためになるな」と思って、初めてその人を評価してくれるからです。
口先だけの薄っぺらな「おつかれさん」「がんばってね」と、言うだけでは「なんだコイツ、おべんちゃらばかりだな」と、思ってしまいます。
人生は1度しかありません。仮に、100年生きるとしても、実際に健康で社会へ参加できる人は、90歳の時点で数パーセントくらいしかいないでしょう。
だから、生きるということを大切にしなければいけません。そうすると、感情をコントロールする・しない、という話にはならないはずです。
気分で動くよりも、自己価値を上げる努力をしてください。
私の下には、20歳代・30歳代の若い人や、東京証券取引所第1部上場の企業の課長や部長も、教わりに来ています。そういう人たちに“バチッ”っと、かまして、今の資本主義や政治・経済の話をしているのです。
そのような状況において、感情で物事を処理していると、負けます。
気持ちだけで行動している人は、リッチな生活はできません。成功や合格は、ありません。周りから喜ばれるには、理性的に、いいものを習得することです。
人生は、1度きりです。あなたが80歳になる頃には、知り合いの半数は亡くなっているでしょう。生きていても、10メートル歩くのに1分2分かかるかもしれません。健康体でいるには、感情でガタガタ言ってはいけません。
気持ちをセーブしながら生きていかないと、飯も食えません。
相手の話のいいところを取って、改善しましょう。
それでいいですね。
行け!
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