前回は、怠け心の撃退法について考えてみました。
しかし、よく考えてみましょう。いくら撃退法について論じたところで、自分が怠け者であるとの自覚がなければ、問題解決にはなりません。
そこで今回は、その怠惰な自分を自覚するのに必要な「素直さ」について、お話をします。
まず、ひと言申します。
「誰でも、受かる。過去問を見て、試験委員の趣旨を読み取ればよいだけ」と、私は講義の度に、何度もお伝えしています。あなたは覚えていますか。
ほとんどの人の場合、なんとなく記憶しているだけです。だから、できません。なぜでしょう。
それはコツコツやらず、蓄積していないからです。誠実に生きる土台がありません。波形で、調子のいいときにだけやるからです。つまり、自分に原因があるのです。
そして、うまく行かなくなったり、コツコツと続けられなくなったとき、ありのままに自分を振り返ることができません。「素直さ」が欠けています。
優秀な人は、素直です。自分の弱点、課題と直視できます。自分が変わればいいからと、考えているからです。
あなたが今、30歳だったら。人生は、あと70年あります。まだ先と思っていると、時はあっという間に来ます。成功するかどうかは、自分がダメだということに気付くかどうかです。
何も「24時間勉強しろ、休むな」と、言っている訳ではありません。
素直になる。そうしたら、答えは自動的に出ます。
さあ、行け!
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