司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 安倍内閣が推進する安保法制をめぐり、議論が白熱。結論は、出た。反対派の主張は、主に3つだった。
(1)取り沙汰されていた法案は、明らかに「憲法違反」である。
(2)他国の戦争に巻き込まれるおそれのある、または、「専守防衛」の名を借りた戦争を可能にする「戦争法案」である。
(3)与党主導の法案審議、法制化への手続きやスケジュール等が強引で、性急で、国民への説明が不足している。民主主義や国民主権をないがしろにしている。
(1)の主張については、様々な学者や専門家の見解から、「憲法違反」との認識に世論が傾いているように思う。「成川合格塾」の受講生の中には、「学者や専門家の見解を待たずとも、つまり高度な法律知識や見識がなくても、日本語が読めて、その意図する内容を把握し、理解できるならば、このたびの法案が、憲法9条に抵触し、違反することは明らか」と言う人もいる。わしが思うに、これはごく一般的な意見ではないか。ただし、通説にも似た、一般的な意見ではあるが、憲法違反を梃子にして、本当の問題は解決しない。反対派が主張する「戦争法案」にストップをかけ、より民主的な議論を構築することには役立つが、安保法制が抱える真の問題は先送りされるだけだ。真の問題は、「専守防衛を実現するとして、軍事力の保有や軍事力の行使なしにそれを実現するのか? できるのか?」「それは、日本単独で可能なのか?」という根本だ。つまり、「誰が、何が、日本を守るのか?」。日本は長年、米国の保護下にあった。米国の保護下にありながら、軍事的な負担部分の多くを、沖縄に押し付けて来たのだ。
この問題は、日本人ならだれも、考えておかなければならない。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 対立であるというより、引き裂かれた状態だと思う。
さあ! 今日も“カック―――ン”と“爆勉”しよう! 絶対合格だ!!
▼本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。
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【成川先生の合格語録】
「憲法的な日常生活は、できるか?」
【家族からのレター】
Q:娘が、来年、初めて司法試験を受験します。ある予備校の、短答模試を受けています。彼女は、間違えた問題の解説ページに付箋を貼って、復習しています。しかし、返ってくる成績は、ほとんど平均以下。復習が追い付いていないようです(大阪府、合格ネーム・SSさんの父)。
A:彼女が、通っている予備校がオリジナルで作成した短答の答練であれば、直ちに短答過去問を解くべきです。本試験で出題される問題は、“過去問のエキス”から作られるからです。また、短答の成績が良くないと、最終合格は難しくなります。ぜひ、2015年11月3日(火・祝)よりスタートする「短答 過去問 アレンジ答練2016<ライブ/通信>」を受講してください。アレンジ答練は、短答過去問を肢の配列・年度を並べ替えて作った答練です。必ず、短答の実力アップにつながりますよ。
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