司法試験・予備試験の合格を、決める君よ!今週も、また日曜日が来た。“プロフェッショナルな勉強法No.163”を、どうぞ。
▼「苦手科目・項目を優先する」。
勉強をしていると、得意な科目・項目と苦手なものに分かれてしまうことが多い。その際、どのようにしたら効率的に学習できるか悩んでしまう。
<×:スベる人>
(1)得意な科目・項目を先にやる。その後、苦手なものに手をつける。
(2)時には、得意のもの苦手なものを意識せず、混ぜて勉強をする。
(3)疲れて、苦手までやりきれないで、途中で勉強するのをやめてしまうこともある。
<〇:受かる人>
(1)最初に苦手な科目・項目から手をつける。比較的、時間をかける。
(2)その後、得意なものに移る。
(3)決して、苦手・得意のものを混同して処理しない。
<合格ポイント>
(1)一日単位の短期的な勉強スケジュールの場合でも、何ヶ月にもわたる長期的な場合でも、「苦手なことを、先にやる」。
(2)個々の科目や項目では、朝のうちに、苦手なものから勉強すると、理解がしやすくなる。
(3)図や表を書いたり、口で表現したりして、イメージをつかんでいく。「調子がいい時には苦手な科目・項目」→「疲れた時や調子が悪い時には、得意な科目・項目」へと移るのが効果的。このことで、勉強全体の達成度が上がる。
(4)嫌な科目・項目から逃げて、後回しにすると、「やるべきことを、やっていない」という焦りだけがどんどん膨れ上がり、他のできる科目・項目にまで悪影響を及ぼす。本試験の際にパニックにならないよう、早め早めに手を打っておこう。弱みがあると、受からない。
(5)もともと、受験生がいう得意科目など、たかが知れたものだ。試験勉強は、「苦手科目をなくしていく作業」といってもよい。だから、一番苦手な科目から始めよう。
<裏技>
(1)最初は、「苦手→得意」にする。しかし、そのうち苦手をなくする。
(2)最後には、「苦手でない(または、得意)→苦手でない(または、得意)」にする。
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【成川先生の合格語録】
「まず苦手科目→つぎに得意科目!」
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