新司法試験の受験を始めようかどうかについて、全国から問い合わせがくる。わしは「365日サポート」しているから、休日に面会を求められることも多い。
先週の日曜・夕方に、関西からの相談者・A君夫妻がやってきた。
「私は現在、40歳で1流といわれる大学を出て、日本のトップ企業の経理部に勤めています。入社後、20年近く、経理の仕事、一筋です」「性格が、おっとりしている上に、そんなにシャープではありません。先生の言われるド・サラリーマンです」「同期が課長・次長になっているのに、私は、いまだヒラです」「サラリーマンに向いていないので、弁護士になって社会貢献したいです」「先生、仕事をもちながらですが、1から一生懸命やります。ご指導ください」。横から、奥さんも「生活面では、私も働きます。主人を男にしたいです」と懇願。夫妻の熱意に押されて、通信で指導することにした。
──このできごとに関連して、次に、「ゼロ」からはじめて、新司法試験に合格するまでの「一般的な必要年数」を示す。ただし、わしの「合格ノウハウ」を習得してもらうという前提の下である（わしのやり方以外では、何年かかるか、不明である）。
＜社会人の場合＞
予備試験コース・・・2～4年
ロースクール・コース・・・3～5年
＜専業受験生の場合＞
予備試験コース・・・2～3年
ロースクール・コース・・・3～4年
──わしの「合格ノウハウ」を、より自分なりに工夫すれば、合格までの受験年数を短縮できる。新司法試験の相談者のA君には、「予備試験コース（2～4年）」を勧めた。その日から、A君は「成川式・マトリックス六法」を購入し、「イロハ」の「イ」から始めた。
「2012年予備試験合格、2013年新司法試験合格」（2年）を目指す。新司法試験の君にも、A君の結果を知らせたい。
わしは、大変、責任を感じるとともに、A君夫妻には、「成川メソッド」を取り入れてくれて感謝している。A君よ！　「夢を抱いて敗者復活」「合格だけを考えろ」だ！！　A君よ！われわれの夢に向かって、さあ、出陣だ！　いくぞ───。
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