司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 司法試験・予備試験の論文・本試験問題は、少しずつ変わるものである。試験委員の交代、受験生の出来・不出来や最近の出来事などが要因になる。
ひとつ、例を挙げよう。司法試験・平成24年では、「人権」と「統治」が絡まった信教の自由・政教分離原則がはじめて、出た。そのうち、「統治」プロパーな問題も出題されるだろう。予備試験でも、平成24年に、「国民審査」という統治の問題が出題されている。
ポイントは、その書き方である。「統治」は「人権」より、はるかに易しい。「人権」なら権利→人権へのイントロの論述から始まり合憲性について、原告・被告・私見の3者にわたって、個別具体的に述べなければ・・・。しかし、このプロセスを理解し、記述している人は、大変、大変少ない。受験生の答案の質の程度は、試験委員コメント集を読めば、すぐ分かります。
さて、「統治」。これは、問われている項目の定義・趣旨・内容が分かり、事案に則して、個別具体的に書けばいい。シンプルである。それなのに、「まったく、分かりません」「どう書けば、いいのか・・・」と悩む受験生がいる。わしとしては、なぜできないのか、「まったく、分かりません」。
そこで、「統治」の書き方を教えてあげようと思う。そのうち、直近の旧司法試験で出題された憲法統治の問題(平成14年~22年・全9問)を使って、合格答案の書き方を示してみたい。直近の旧司法試験過去問(全9問)で完全対策!「憲法統治の書き方」対策ゼミを開きます。「統治」の論文が苦手な人や困っている人は、「スクール東京」まで、お気軽にお問い合わせください。
司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 本番では、「短答」は高得点、「論文」はガッチリ書く───これに徹してください。
なお、本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
さあ、今日も“ドカ───ン”と行こう。絶対合格だ!!
【成川先生の合格語録】
「『統治』の書き方は、簡単である」
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