司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 受験生と勉強していて気づくこと、または気づかされることが多々ある。わしが、この年になって“若い脳の状態”でいられるのは、ほとんどが若い受験生から刺激と緊張をもらっているからである。
今日は、少し気になることを述べたい。彼・彼女たちの中に、合理的な勉強方法を、せっかく気づいたのに、まもなく、やめてしまう人がいることである。
例えば、「朝型に変える」「24時間以内に復習する」「理解中心にして、暗記は少々」「短答過去問から、論文的思考を身につける」「なぜか、なぜかという思考パターンにする」「ミニ・テストから逃げない」「効果の上がる講義・指導には、厳しくても、くっついて行く」などなど。
これらの例は、すべて合理的ノウハウである。最初は、「いいなあ。少しやってみよう」「確かに力がつく」と思う。しかし、「すぐ」か「まもなく」やめてしまう。そして、パッパラパー生に返る。そして、不合格───。なぜだろうかと考えてみた。
合理的ノウハウを身につけるには、自分の頭を使い、コツコツやらなければならない。この「コツコツ考えること」が苦手だったり、嫌なのである。ただ、暗記勉強のように“即席仕上がり”でないから、イライラするのである。しかし、記憶ばかり頼ったやり方だと、すぐ忘れてしまう。そのことがストレスになる。勉強が嫌になり、学習効率が上がらない。そこで、考える。司法試験・予備試験の受験というのは、レベルの高い仕事につくための準備だから、暗記中心のレベルの低い作業では、うまく行かない。新しく学力をつけ、アップさせるには、忍耐が必要である。このことに、本当に(しんから)気づく。そして、理解中心の方法を実行する。毎日、毎日コツコツと・・・。しんどい。我慢がいる。しかし、必要なことである。もし君が、忍耐や我慢が嫌なら、受験をやめる。いくらやっても、効果が上がらないから。E(エネルギー)・T(時間)・C(コスト)がムダになる。
司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 君は、合格という対岸に向かって、今日も明日も“爆泳”する。
なお、本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
波は荒いが、さあ! 行くぞ───。“絶対合格”だ!!
【成川先生の合格語録】
「忍耐こそ、合格ノウハウの核心である」
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