司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 40余年も、受験生の勉強ぶりや生活態度を見ていると、合格する人と、不合格する人とのパターンがハッキリ分かる。
今日は、必ず合格するであろうA君(26)の話。彼は、ロースクール2年生であった1年前から、わしと憲法について「短答」「論文」の研究をしてきた。「論文」では、プレテスト・サンプル問題から始まって、平成24年までのすべてをフォローした。その彼が、昨年暮れに、こう言い出した。「ロースクールで1振・2振・3振する人の特性が分かりました。失敗する人たちは、全員が基本力がないことです」「実力もないのに焦って、“論文”ばかり書きたがります。基礎的な知識をないがしろにし、理解より暗記に走っています。これでは、本番で満足に戦えないと思います」「先生! 勉学の基礎を固めるために、さらに“短答”をびっちり、仕込んでください」。
───若くても、ものごとの本質が分かる人はいるのである。旧司法試験時代には、A君のような受験生は、かなりいた。新司法試験時代になって、本格派の受験生がめっきり減った。しかし、いるにはいるのである。わしも、彼の質問には、“ビシッ”と答えるため、準備して行きたいと思う。
司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 合格には、「短答」と「論文」をうまく、組み合わせて行くことである。勉強の初期には、「短答」。中期には「短答」と「論文」。後期には「弱点」補強と「短答」「論文」。これが、一番いい。この際、知っておくべきポイントは、「短答」は客観テスト、「論文」は主観テストという特徴である。
司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 君の勉強の進み具合に従って、「短答」「論文」の勉強量をあんばいすることである。
なお、本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
さあ! 今日も“ドカ───ン”と行こう。絶対合格だ!!
【成川先生の合格語録】
「賢い人は、年齢に関係ない」
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