司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! わしの憲法のトレーニングを受けているA君(26)は、味のあることを言う。
「先生と『短答』問題の1肢ずつを、検討して行くのと、『論文』問題の「試験委員コメント集」を読んで行くのとは、よく似た作業ですね」「“なぜか”“なぜか”と考えて、議論していると問題の本質が分かってきます」「社会通念をしっかり確立すると、学説(通説)の考えや判例の趣旨と、ほとんどが同じ結果になることに気づきます」「考えてみれば、そうですね。人間社会の出来事を解決するのには、より多くの人が納得する考えを、もつことが大切であることが分かります。「より多くの人が納得する考えが、社会通念や学説や判例に姿を変えて、表われてくるのですね」
───彼は、自分が納得して合格したいという。単に受かればいいというのでは、底が浅いとも感じている。「“なぜか”“なぜか”という理解を中心に勉強していると楽しい。それに、どんどん体内に知力・知識が入ってくることが分かります」「さらに、驚いたことがあります。憲法で、より深く思考力をつけて行くと、民法以下の科目にも応用できます。各科目の論点把握が、確実になってきます。これが、“プラスの相乗効果”というものでしょうか」「当初、暗記型・波型よりも勉強のスピードは、上がりません。しかし、理解型・段階型で、少しずつ実力がついていることを実感します」「後は、学習処理を超スピーディーにやればいいわけですね」
───若い人の中に、こんな着実な考えをする人もいるのである。捨てたものではないとわしは、うれしくなった。
司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 君には、納得する勉強をしてもらいたい。
なお、本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
さあ、今日も“スコ───ン”と行こう! 絶対合格だ───。
【成川先生の合格語録】
「納得して、合格する」
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