司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 日本経団連の米倉弘昌会長は、大学生らの就職活動の解禁時期を遅らせるという政府の要請を、受けた。
現在、学生向けの会社説明会などの企業広報は、12月1日から始めているが、来年から、4月1日からのスタートになる。4年制の大学生なら、3年生のときは、就職活動をしなくてよいことになる。日本社会としては、学生に3年生のまでの生活は、ゆっくり勉強と社会観察に充ててもらうようにするのが、有意義と思われる。人間としての基本力を養う時期を、先輩の社会人たちが、少しでも長く整えてあげることも、必要である。これから世に出ようとする人間にとっては、「仕事・仕事・仕事・・・」「金・金・金・・・」というより、「人間とは何か」「日本社会は、どうあるべきか」「世界の行く末は」などを、より深く考えるべきであろう。
さて、司法試験・予備試験の業界では、どうか。「司法試験の本試験が終わった直後から、すぐ就職活動をする人が多い。まだ、合格発表もないのに・・・である。本試験から合格発表までの約4ヵ月こそ、今までやれなかった論点の総整理や、法的思考を深化させるべきでは、ないだろうか。晴れて合格した後、堂々と就職活動をするのは、どうだろうか。
就職活動を始める大学生らや司法試験合格者たちは、受験生活のことを見直す機会を大切にしてほしい。そして、人間としての基本力を補強してもらいたい。人生90年。これから、50年。この〝激動の海”を渡って行くのは、ここでも基本力が大切である。
司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 君は、法曹やその他の世界で、“1流のプロフェッショナル”になるのである。“スモール人間”で終わるために、勉強しているのではない。基本力を確実に固めていくと、普通の人が見ることができない、新しい世界を経験できる。なぜなら、“1流のプロフェッショナル”は、人間として、仕事人として、基本がしっかりしているから、「暗闇の先が、見えるのである」。
なお、本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
さあ、今日も“ビシッ”と行こう! 絶対合格だ!!
【成川先生の合格語録】
「“1流のプロフェッショナル”は、底が深い!」
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