司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! ロースクールとは、日本社会において、どんな存在か───。議論の多いところである。その中で、「日本の若い人たちが、この社会で、どういう仕事をどのようにし、どんな生活をしていくのか」という目線が欠けているように思える。青年たちは、翻弄されている感さえある。
当の本人の中にも、甘い考えをもっている人がかなりいる。どうも、すべての関係者が、“縮小均衡”しているように見える。
ロースクールの学生たちと話をしていて、驚くことがかなりある。1つは、“飲み会”。「スクール東京」の受講生から聞くところによると、法科大学院で、“飲んだり遊んだり”に誘われることが多いという。それも夜、4時間も5時間もかけてパッパラパーとやるらしい。
本来、ロースクールは、「法曹になる素養をつけること」「司法試験に合格すること」にある。特に、後者の司法試験受験生という側面が大きい。なぜなら、司法試験に受からないと、学校そのものの存在が、無意味になってしまうからである。研究と勉強に役立つすべき時期に、“飲み会”うんぬんすること自体が、おかしい。
① “飲み会”は、大学・学部時代のものである。ロースクールの時間は、将来の目標が決まった後、その実現のためのトレーニング期間である。
② “飲み会”は、無事、法科大学院を卒業し、司法試験に合格したときにとっておく。
③ どうしても、酒を飲みたいのなら、週半日の休みのときにする。
司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! ロースクールの学生のみなさん。君は、レジャー・ランドに遊びに来ているのではない。近い将来、日本の社会に貢献するために、今、実力をつけている最中なのである。修業中の身なのである。日々、体に気をつけて、司法試験の準備に当たってほしい。
なお、本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
さあ、今日も“バシッ”と行くぞ。絶対合格だ!!
【成川先生の合格語録】
「“飲み会”は、合格の祝杯に、とっておく!」
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