【お知らせ】
● 新刊!「平成25年 単年版 司法試験・予備試験 短答 過去問集」7月1日(月)発売!
● パーフェクト合格ゼミ「途中入学」無料キャンペーン7月15日(月・祝)まで延長
司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 今年の司法試験・予備試験の「短答」の出題は、おしなべて素直なものが多かった。憲法について、次のような感想・関連コメントを述べたい。
(1)全問が、「ア」「イ」「ウ」の3肢であった。
(2)昨年のような、“オヤッ”と驚く用語が、まったく見当たらなかった。例えば、「中立」(平成25年17問ア肢)、「実際的必要性」(平成25年17問イ肢)など。
(3)基本的な内容が、多かった。このため、1肢でも落とすと、差がつくことになる。この件について、一言。問題が「易しい」「難しい」ということと、当落とは、あまり関係がない。合否に関係するのは、「自分と他の受験生の出来具合の差」である。どんな試験も、相対評価による競争試験である。そこでは、「みんなが出来る問題は、落とさない」「みんなが出来ない問題は、間違ってもよい」のである。
ただし、みんなが出来る問題や出来ない問題の評価は、個別にはできない。そこで、問題の難易度で、代替するわけである。結局、「易しい問題は、必ず取る」「難しい問題は、落としてよい」ということになる。
(4)司法試験・予備試験とも、まだ歴史が浅い。そのため出題も、試行錯誤されている。今年の傾向が、来年も同じだとは、いえない。ただし、過去のサンプル問題・プレテスト問題、平成18年~25年の全年度に共通することは、次の通り。
① 基本問題が出ている。これは、大変よいことである。
② 論文問題のエキスになっているもの、エキスに関連するものが、ほとんどであること。このことから、「短答を300点以上取れば、論文には必ず合格できる」といえる。
(5)以上のことを踏まえて、平成25年(2013年)単年版 司法試験・予備試験 短答 過去問集(スクール東京出版)が、7月1日に発売された。この本の特色は、 ① 受験生には、理解しても暗記をさせない。 ② 解説文をフォローするだけで、来年の論文問題の対策をした効果がある───などである。
司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 考える受験生になってください。暗記コンテストに出場するような受験生にならないでもらいたい。
なお、本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、是非ご覧ください。
さあ、今日も面白く勉強しよう。“スカッ”と行こう! 絶対合格だ!!
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