司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 受験生の、忙しい毎日。次から次へと、やることが出てくる。「今やったことは、当分の間、忘れないから大丈夫」と、頭や心の隅に置き去りにする。合格発表の日、結果が出なかった。心配した先生や、友達から連絡が・・・。それを「落ちたんだから、放っておいてよ」と無視。しかし、本当にそれでいいの? それでは、“プロフェッショナルな勉強法No.42”を、どうぞ。
▼「復習・質問・連絡(期即連の「連」)」。合格への期限を切り、勉強をスピーディーに進めた。さて、その後はどうするのか。
<×:スベる人>
(1)一応「次の試験に、合格したい」と期限を切り、日々、机に向かうのだが、やりっ放し。
(2)終わった学業の“復習をしない”。分からないところを、先生に“質問しない”。日頃の成績をボンヤリと見つめるだけ。試験の合否を、先生・親などお世話になった人に“連絡(報告)”もしない。
<〇:受かる人>
(1)合格の「期限を切り」、勉強を「即行し」た後、その結果を、自分や関係者にハッキリ知らせる。
(2)終わった学習の“復習”をする。分からないところを先生にしっかり、“質問する”。日ごろの成績を、自分自身にハッキリ“確認させる”。
(3)先生・親などお世話になった人に、試験の合否を“連絡(報告)”する。
<合格ポイント>
(1)期即連の「連」とは、連絡をすることである。小さな意味では、学習の成果を、自分で確認することである。大きな意味でいえば、「外部とのコミュニケーション」を指す。俗に言う、“報連相”(報告・連絡・相談)は、この「連」の一部を占める。具体的に、見ていこう。
(2)例えば、予備校に通う。他の多くの受験生にもまれて、プレッシャーとストレスをしっかり受けながら勉強する。やったところを、復習する。ミニ・テストや答練で、自分の実力を確認する。そうすれば、それはただの試験勉強ではなく、自分を鍛え、発見する機会にもなる。予備校に通うことも、「連絡」の一つなのだ。独学は独善的な勉強に陥りやすく、結果的に自分から合格を遠ざけることになる。
(3)次に、「講師の話を、よく聞く」「自分で調べて分からないことがあったら、講師に質問する」「受験のことで悩んだら、予備校の専門スタッフに相談する」。これも、「連絡」である。
(4)試験勉強は孤独な戦いだが、自分一人ですべてを背負い込んではいけない。「やるぞ!」という意志を内に秘めつつ、常に気持ちをオープンにして、他人の意見に耳を傾ける。知らないこと、分からないことは、謙虚な姿勢で教えてもらう。そうすれば、すぐに合格だ。
(5)見事に受かったら、家族・友人・恋人・予備校の講師やスタッフなどに「嬉しい連絡」をする。「自分1人の力で合格することは、できない」。あなたを支えてくれた人が、必ずいる。結果を出して、感謝の気持ちを届けよう。
<裏技>
(1)日ごろの連絡
① 24時間以内に、復習する。
② 自分で、ミニ・テストをする。努めて、復習テストを受ける。
③ “失敗ノート”を、具体的に付ける。
(2)結果の連絡
① 太陽・合格の神様・親・お世話になった人・社会などに感謝する。
② 「ありがとうございます」と、毎朝と合格の日に声を出す。
▼本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。
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Q:予備試験・受験生の息子(23歳)の父親です。彼は、「何か、資格を取りたい」と、学部生のとき、司法書士・行政書士・社労士・不動産鑑定士など、いろいろと受験しようとしていました。しかし、どの資格も、短答で行き詰まってしまい、結果が出ません。今度は、予備試験をやろうとしています。彼は合格、できるでしょうか(兵庫県・JHさんの父)。
A:予備試験の短答を合格するのは、難しいことではありません。司法・予備の短答・過去問をすべて“理解”しきることです。問題数は、予備試験の一般教養科目を除いて、1,660問です。ところで、本試験・短答の出題者は受験生に、単なる“〇か、×か”を答えてもらいたいのではありません。肢の記述に、何か「問題点」を隠しています。それを「自分で見つけて」、「基礎から答えを出す」という作業を求めています。このやり方を、コツコツ1,660回、貫くのです。そうすれば、本当に全部、解き終わる前に、必ず最終合格します。
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