今週も、また日曜日が来た。“プロフェッショナルな勉強法No.237”を、どうぞ。
▼「予備試験の勉強がマンネリになったら、一般教養科目にトライする」。
今、予備試験の短答を勉強している。直近の過去問は一通り見終わった。もう一度、繰り返し演習しようと思うが、解き方がワン・パターンでないかが心配だ。
<×:スベる人>
(1)どの問題も、すぐに結論に飛び付こうとする。
(2)論理の過程の組み立てが、抜ける。
(3)本試験で目にする問題が、初めて見るものばかりに感じる。すぐに結論が出せないと、焦ってパッと考えるのを止めて、その問題を飛ばす。または、“当て勘”で適当に答える。
<〇:受かる人>
(1)問題の答えの理由付けは、自分で考える。
(2)その際は、最終的に原理・原則までさかのぼれたかを、瞬時にチェックする。
(3)本番で、多少暗記した知識が使えなくても、原理・原則を使って思考し、正解にたどり着く。
<合格ポイント>
(1)過去問をたくさん解いてきたのに、本番まったく太刀打ちできないという場合、原因は、準備の段階で暗記に頼ったことにある。
(2)スクール東京の「短答過去問アレンジ答練」の成績と、本試験の成績を比較して、何十点もの差が出ている人は、過去問解答の暗記勉強のせいだと、悟る。
(3)そのままの勉強方法を続けても、次も同じく不合格の結果が出るだけ。結論に至る論理の道筋が追えているか、さらには別の解法を思いつけるか、を常に考える。
<裏技>
(1)暗記型の勉強から抜け出せないときは、予備試験の場合、「一般教養科目」にトライする。分野の違う科目なら、暗記が通用しないことはすぐに分かるだろう。
(2)「何を遠回りな・・・」と思うのは間違い。一般教養科目は受験生に必要な論理力を試せるよう、知識を(ほとんど)使わない前提で作られている。
(3)「ノー・ヒントで、初見の問題を、考えて解けるか」を、試すのにうってつけだ。その思考力を、そのまま法律科目に生かせる!
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