法務省主催の司法試験・予備試験の合格を、決める君よ！今週も、また日曜日が来た。“プロフェッショナルな勉強法No.193”を、どうぞ。
▼「中高年の合格者が少ないのは、年齢のせいではなく、勉強内容のせい」。
 Ａ男さん(５２歳)は、ブラック企業の部長。人を人と思っていない会社の体質が嫌で、資格を取って独立したい。Ｂ子さん(４３歳)は、サラリーマンの奥さん。自分勝手な夫と離婚したいので、食べられるライセンスを取ろうとしている。Ａ男さん、Ｂ子さんは、数年、受験しているが・・・。
  ＜×：スベる人＞
（1）なかなか、試験に合格しないのは、「年齢が行っているせいだ」「もの覚えが、悪くなったからだ」と思っている。
（2）または、「講師の教え方が悪い」「試験制度が不合理だ」と“他者責任”にする。
（3）自分が、ジャンクな内容の勉強をしていることに、気づかない。
（4）「自分は、年が行っているから、経験が豊富だ。どんな問題もそのうち、分かる」と勘違いしている。
  ＜〇：受かる人＞
（1）なかなか合格しないのは、「年齢のせいではない」「もの覚えが悪くなったからでもない」と気づき始めた。
（2）また、講師の教え方や試験制度など“他者責任”ではないと、悟った。あくまで、“自己責任”“答えは自分”であることが、分かった。
（3）ジャンクな内容の勉強をやめ、“過去問中心”“理解中心の勉強方針”に変えた。
  ＜合格ポイント＞
（1）「どんな試験も、２３歳で合格する」。それ以上の年齢の人は、“２３歳受験生”になり切る。
（2）「試験は、思考・知識の質・量が整っておれば、だれでも合格できる」。
（3）性別・年齢などの差別は、特に国家試験・資格試験においては、一切ない。“平等試験”だ。
（4）したがって、合理的勉強を合理的期間に行えば、どんな人でも合格できる。
（5）合理的勉強とは、試験に出ることを学習することをいう。主として、「入門」「過去問」「ストック」がポイント。
（6）ジャンク勉強には、手を出さない。ジャンク勉強とは、次のようなもの。
①入門（基礎）をしっかりやならない。
②過去問を数回回すだけ。じっくりと、本質をつかもうとしない。
③理解をしないで、暗記ばかりする。
④自分用のストックを、作らない。
⑤“質の悪い答練”を受けて、勉強した気分になる。
（7）「年齢ではなく、知識・知能に対しては、いつも２３歳の気持ちで、接する」。
  ＜裏技＞
（1）今日、勉強し始めるとき、次のように思う。
「自分は、２３歳である」
「謙虚に、強（したた）かに、やる」
（2）どうしても、今の年齢で合格したい人は、必ず「成川合格塾」で、筆者のトレーニングを受ける。
または、筆者の「合格抄」をじっくり読み、内容をコツコツ実行する。
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