五月雨は「新暦6月ごろに降る雨」、つまり梅雨を指すことばで、夏の季語です(春ではありません)。今日から6月です。
本来ならば、学ぶことに関する、重要度は、
(1)知恵
(2)学識
(3)情報
となる。ところが、現状では反転して、
(1)情報
(2)学識
(3)知恵
の順となっている。
情報が重視され、知恵が軽視されているのが、今の日本の姿だ。これを、資格試験に当てはめて考えてみよう。
予備試験を突破して、司法試験に合格するのは1~4%だが、その中身は、20歳から25歳の国立大学在籍、もしくは出身者が圧勝している。
30歳を過ぎると、合格率は1%程度にまで落ちる。皆さん、この数字をご覧になって、どのようにお感じですか?
大学入試でも好成績を収めた、つまり情報処理に長けた人たちが、その流れのままに、予備試験、司法試験でも結果を出す。それはいい。
ところが、30歳を過ぎた人たちの合格率がガクンと低下するというのは、知恵がついていない証拠ではないでしょうか?
知恵、この場合は「正しい学習法(ノウハウ)」が分からず、身についていないから、10歳年下、5歳年下の人たちに太刀打ちできない。
予備試験、司法試験は難度の高い試験ですが、きちんとしたノウハウを以って臨めば、誰でも受かる。何歳でも合格できる試験です。しかし、それがなかなかできない。
できる人が本当に少ない。表層的な情報や知識量に惑わされて、本質的な知恵が欠けているからだと、私は危惧しています。
今こそ、本来的な優先順位に回帰すべきでしょう。一番の大事は、知恵。次は、学識。情報は、最後でいいのです。
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