今週も、また日曜日が来た。“プロフェッショナルな勉強法No.239”を、どうぞ。
▼「理解できたか不明な時は、10代の学生にも分かる内容にまとまったか、確かめる」。
毎日、「何となく」過去問や練習問題を解いている“感じ”がする。自分が、理解しているのかが、不確かである。かといって、客観的な成績把握のために、予備校や大学の模擬試験をたくさん受験するのも、疲れてしまうが・・・。
<×:スベる人>
(1)短答は、「○か×。根拠は、条文か判例」。論文は答案構成しつつ、「不明点はお茶濁し」。
(2)初見の問題は、問い自体を暗記する。前にやったことのある問題は、解答(結論)の暗記の上塗り。
(3)「理解しているかどうか」が、完全に無視されている。
(4)「直前期に答練を2~3コース受けて、成績を把握すれば大丈夫」と、思う。
<〇:受かる人>
(1)短答は「実質的な根拠から説明できるか」、論文の構成は「論理矛盾がないか、もっと効率的な構成にならないか」を、チェックする。
(2)初めて見る問題は、定義や趣旨・原理・原則から、アプローチ。再挑戦する問題は、前と異なる理由付けができないか、悩んでみる。
(3)「理解できたか」を、最終的な目標にする。
(4)答練は、復習のための時間を逆算して、無理のない範囲で受ける。
<合格ポイント>
(1)勉強をひたすら一人で続けていると、「手抜き」や「独りよがり」になる。結果、当時は分かったつもりでも、1ヶ月もすれば「結局、何だったか」がすっかり頭から抜けてしまう。
(2)そこで、習ったことを10代の学生に教えるつもりで、簡潔にまとめる。10代の学生には、複雑なことは一切通じない。時には、素朴な質問を飛ばしてくる。だから、図を書いたり、簡単なポイントを伝えるなど、工夫がいる。
(4)逆に、そこまで丁寧に説明できれば、「理解できた」とみてよい。その時に、次の問題に進む。
<裏技>
(1)実際に、年下の妹や弟、親戚の姪や甥、近所の学生に会った時、実験してみる。自分の説明に対して、相手にけげんな顔をされたら、自分が理解できていない証拠。
(注)予備試験では18歳の受験生が合格し、司法試験に20歳~22歳でも最終合格している。受験勉強の内容は、実に、「シンプルそのもの」である。あなたにできないはずは、ない!合格は、年齢に関係しない!
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