今週も、また日曜日が来た。“プロフェッショナルな勉強法No.279”を、どうぞ。
▼「人はいずれ死ぬ。同じ失敗を繰り返す余裕はない!」。
社会人のAさん(35歳)は、合格率3%の資格試験に2回落ちてしまった。破れそうにない壁があると感じている。こういう八方ふさがりの状況は、18歳のとき大学受験でも経験した。目標とする大学を受けたが、まったく歯が立たない。結局、難易度を下げるしかなかった。難関資格取得を目指す前に、苦い思い出を糧に、戦略を立て直すことはできなかったのか・・・?
<×:スべる人>
(1)過去の大学受験不合格を、「失策だった」と思っていない。
(2)あるいは、「やり損なった」と感じるものの、次なる挑戦ための改善に結び付けられない。
(3)難関資格試験の競争に、勝つことができない。
<〇:受かる人>
(1)昔の自分の、受験に対する態度が「全く、なっていない」と気づいた。なぜだったのか、よく考える。
(2)常に、ものごとを良いほうに変えていこうとする。ジャンクな食事・安定しない体調・自堕落な生活習慣・暗記型の勉強を抜本的に見直した。
(3)数年後、ついに3%の壁を突破し、最終合格した。
<合格ポイント>
(1)大学受験や資格試験で、合格目標が達成できないとしたら、①滑ったことを失敗と認めない、または②しくじったことから学んだり、改善しないからである。
(2)①失敗と認めないというのは、たとえば、
・試験制度や問題がよくない。
・体調が、足を引っ張る。
・家族が、受験を応援しないからいけない。
など、合否とまったく関係がないことを不合格のせいにする精神状態である。「自分を修正したくない」からである。この段階から抜けられない人は、まず人の忠告を聞けるよう、心の余裕を作る。次に「性格」を直す。さらに、「答えは自分」であると悟る。
(3)②自分の手落ちだったと分かっているが、何も変えることができない、という人は、性格は多少素直だが、心根が怠け者。考える習慣を身につけ、賢い働き者に生まれ変わらなければならない。
(4)次の順番で自己改革を進める。
・食事→良質の「玄米と水」を中心にする。
・体調→毎日70分、「歩く」。余裕があれば、ランニングなどの運動もよい。
・生活習慣→「朝型」に変える。
・行動→「期即連」を徹底する。
・勉強ノウハウ→「理解型」「基本」「過去問」「ストック」だけでよい。
<裏技>
(1)大きなミスを1回やってしまって、その後すぐに、改革に移るためには、「人はいずれ、必ず死ぬものだ」と悟ることである。
(2)あなたに残された時間を、「平均寿命-現在の年齢」で計算してみよう。Aさんの場合、90歳-35歳=55年。「たったこれだけ」と思えば、次の挑戦で同じ失態を繰り返す余裕など、とてもないと分かる。
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