司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! あれは、昨年の夏ごろだったから、もう半年になろうとする。東京近郊に住むロー・スクール1年生のA君(24)は、司法試験の勉強方法が分からず、ウロウロしていた。上位校といわれる大学院に入ったものの、まだ時間があると思い、友人たちと飲み会や自主ゼミなどを組んだりして、ノンビリ・ムードで学生生活を送っていた。そんなことだから、家では、テレビ・ゲームをしたり、ネット・サーフィンに、はまる。
夕方、帰宅すると、専業主婦の母親からは「アンタ!勉強やってんの」「1人っ子だから、しっかりして、ちょうだいネ」。朝、父親と顔を会わせると、「いつ試験勉強しているのか」と、嫌味を言われる。家では、居場所がない。灰色の雰囲気が、耐えられず、「成川合格塾」の門をたたいた。
A君に会ってみると、目が“クリッ”とした、お坊ちゃんタイプ。少し、ひ弱いが、真面目そう。「自分を鍛え直したいので、ご指導していただけませんか」という。そこで、「まず、受験(合格)への考え方を強く示す。精神を鍛えるためには、実際の勉強を通じてやると、効果が大きい」と、わし。早速、「7科目・入門講座DVD通信」と憲法の個別指導に入った。毎週、“基本”と“過去問”を、徹底的に押さえる。
「この用語の意味は、何か」「短答の肢の出題趣旨を、一言で表現して」「この論点が、論文に出たら、どう書くか」など、A君にとっては、厳しいトレーニングだ。しかし、「どうしても、強くシャープな人間になりたい。自分は、未修コースだが、卒業時に合格したい」と粘る。わしが、鋭い注意をしても、懸命に食い下がる。一週一週ごとに、頭と体が締まってくる。家でも、テレビは観なくなった。ゲームやネット・サーフィンなど、まったく無縁。
朝も5時過ぎから、机に向かう。2~3か月、経って、驚いたのは両親。「目つきが、しっかりしだしたね」と好意的な態度に変わってきた。以前は、呆れ顔だった母親が、最近では、「あなた!カゼ引かないでね」「おいしい夕食を作るからね」とトーンが柔らか。嫌味ぽかった父親も、「がんばってるね」「この調子で、行こう」と励ます。
先々週の個人指導でのミニ・テストでは、92点だった。先週は、なんと99点。このところ、90点超えが多くなった。90点超えで4回連続すれば、家庭でスキヤキ・パーティーをすることを勧めた。数か月前は、70点ソコソコしか出来なかったのに・・・。今、彼は、今年5月末から「7科目パーフェクト合格ゼミ」に入るため、その準備に忙しい。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 彼のように、環境を変え、心を入れ直せば、すぐ“合格ボックス”に入ることが出来る。そして、彼なりの期間(合理的期間)に、必ず、受かる。以前のパッパラパー受験生だったら、何年、勉強しても、何回、受験しても、合格する実力は、つかなかったに違いない。A君は、まもなく、論文特訓に入る。
さあ! 君も、今日一日を、100%生きる。“爆勉”する。“スコーン”と行こう! 絶対合格だ!!
▼本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。
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【成川先生の合格語録】
「やる気を出せば、必ず、受かる! 問題は、どのように、やる気を出せるかだ!」
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Q:私の大学の同輩が、予備試験の受験をしようとしています。経済学部の友達です。「周りに受験仲間がいない。大学の教授に聞いても、いい解答がもらえなかったので、予備校に通おうか」と言っています。できれば、試験に合格した実務の先生に、「どうやって、法律の勉強に取り掛かったのか」とか「実力が付いたかどうかの確認の仕方」など、直接聞きたいそうです(東京都、合格ネーム・HTさんの友達)。
A:寺田健一先生による「本試験・合格」個別相談会に、来られたらいいですよ。2015年3月26日と、4月21日の2日間の日程で、弁護士・寺田健一先生が、勉強の仕方など受験生のご相談を受け付けます。寺田先生は、とても誠実な人柄で、丁寧に対応をしてくださいます。現在、寺田ゼミ(公法系論文対策)で、憲法・行政法の論文指導もされています。先生の受験経験を踏まえ、役立つアドバイスがきっと得られますので、お勧めです。
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