本日は、「ミドル合格作戦記」第28回をお届けします。
私は、成川先生の個別ネット電話レッスンを、約1年受講しています。しかし、私は、根本的に
大きな間違いをしていたのです。この一年、私なりに、なかなか確保できない時間を作りながら、勉強をしてきました。基本は、今の仕事を軸に、余った時間を上手に勉強に使っていました。
私にとっての優先順位は、「仕事」→「勉強」でした。したがって、仕事が忙しければ勉強は後回し。
時間の使い方も、仕事中心でした。だから、仕事が忙しいときの勉強時間は、激減していました。
成川先生は、必ず、授業の最初に、前回の授業内容の「確認テスト」を実施されます。結果は
勉強をスタートしてから半年くらいまでは、目標点の90点を連続でとれていました。しかし、ここ
2~3ヶ月は、なかなか90点をクリアできず、60点から80点代をいったりきたり。そんな悪い状態に対して、成川先生にその理由を聞かれると、私は「仕事が忙しかった」「残業が多かった」
「昨日は明け方までお客様の接待だった」「仕事が続き2週間休がない」など、呆れるほど、仕事を理由に言い訳をしてしまいました。自分の心の叫びは「遊んでいたわけではなく、勉強を単にさぼっていたわけではない!自分だって家族のために、懸命に仕事をしていたのだから、仕方がないでしょ!!!!!」でした。
ところが、成川先生は次のように、おっしゃられました。「あなたは、仕事を本業にして、受験
勉強が仕事の次になってるね? 勉強が趣味になっている。それでは何年勉強しても合格しない!
合格したければ、『受験勉強を本業にしなさい!今の仕事は副業にすることです!!』」と。
手が止まり、視線も一点に釘付け。数秒だったと思いますが、すべての動きが止まったような
気が致します。この1年間、仕事を副業ととらえる考え方は、私の中にありませんでした。
しかし、先生のお言葉を聞いて、納得はできました。専業受験生は「受験勉強が本業です」、
毎日毎日、試験に合格するべく10時間程度の勉強をしているわけです。一方、私は、仕事優先の
勉強は優先順位2番手でした。この時点で、専業受験生に勝てるはずがないのです。兼業といえども、受験勉強を優先順位の1番に掲げ、如何に試験合格できるかを考え、優先順位2番の仕事を
調節するようにしなければいけないのです。実態に入る前に、私は「精神」の段階で、専業の
専業の受験生に負けていたのです!当然、合格などありえません!
不覚にも涙が出ました。あー!一年何をしていたんだろう? これでは勝てんぞ!!
司法試験・予備試験を「なめていました」。私にとって受験勉強のとらえ方の、大転換となりました。
一日の勉強の計画を確認し、その計画が完全に消化するためには、今日一日どうすればよいのかを
考えるようになりました。「仕事の調節」をするのです。あくまでも、勉強優先の考え方をしながら
です。なぜなら、「受験勉強が本業であり、仕事は副業だから」です。
その後、数日の間で、頭の中で整理がつきました。整理がついてからはカクーーーンとやる気が
出て来ています。この調子で、俺はやります!!合格してみせるぞ!!
(終)
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