今週も、また日曜日が来た。“プロフェッショナルな勉強法No.278”を、どうぞ。
▼「優秀な師に就けるかどうかが、難関試験の合否を決める!」。
将来、法曹になりたいAさん。独学で宅建の試験を、受けることにした。合格率は約40%。2回目の挑戦でクリアできた。これから、行政書士(10%)、予備試験(3~5%)とレベルを上げて行きたい。しかし、行政書士の過去問を見ると、だいぶ、難しくなっていると感じるが・・・。
<×:スべる人>
(1)今まで通り、1人で基本知識と過去問を勉強する。
(2)戦略がなく、毎年、無駄な受験料を払い続ける。
(3)受験会場にやってくるライバルたちが、どんな質の「考・言・動」の下、生きているのか、まったく想像できない。自分は彼・彼女らと闘うことになるという、イメージがない。「試験は知的勝負」という実感も、ない。
<〇:受かる人>
(1)即、受験指導のプロフェッショナルを訪ね、話をする。たとえば、
①少しずつレベルを上げ、次は行政書士試験に行くか。
②予備試験に、いきなり挑んでもよいのか。
などを、学習進度に基づいて、アドバイスをもらう。
(2)先生の言うことをメモし、言葉の意味をよく考える。
(3)その後も、定期的に相談をしに行く。1年後には、行政書士試験に合格した。さらに2年後、予備試験合格を勝ち取った。
<合格ポイント>
(1)前提として、すでに大学受験などで、最難関と呼ばれるレベルを受けてクリアしたことがある場合。資格試験でも、その経験を生かせる。合格率3%程度でも、合格できる可能性がある。完全独学でも、ひょっとしたら、成功するかもしれない。
(2)過去に、競争試験で合格した実績がない場合。その道のプロに指導してもらった方がよい。これは、合否を決める重要な事柄である。
(3)教えてもらうといっても、アホな指導者に就いてはいけない。変なアドバイスを、聞くだけ。まったく1人で勉強するのと同じく、一生、合格できない。
(4)生徒・学生を試験に合格させることが最終目標ではなく、それより上の、哲学的な考え方をもっている先生がよい。「人生・健康・仕事・勉強・期即連」といった、抽象度の高い考え方を学ぶ。
<裏技>
(1)師を探す場合は、必ず直接、会って確かめる。
(2)優秀な人物かどうかの見極め方。
①毎日、勉強している。
②質問を、嫌がらない。
③「生涯現役」という考えの下、生きている。
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