司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 先日、受験勉強における「自己採点」の有用性について、少しお話をした。「スクール東京」「成川合格塾」や会員制サイト「合格の森」で、受講生のみなさんに学習指導をする際、わしは「自己採点」を強く勧めている、と。その理由は、勉強に対する自律性を育んでもらいたいからであり、受験に臨むにあたって、「自己責任の論理」を全うしていただきたいからだ。指導する立場にあるわしが、受講生のみなさんに問題を出し、採点して返却する。これが通常の方法であり、流れとしてはスムーズなのだが、大きな弊害もある。受講生は、まず、結果の点数や評価に目がいってしまうのだ。受験勉強においては、本試験以外の点数や評価などは、はっきり言って、どうでもよい。もちろん、その結果が良ければ、気分はいいし、学習に対する手応えを得られて安心感もあるだろうが、その場限りのかりそめのものでしかない。受験生にとって意味があるのは、「最終合格」。これだけである。それなのに、答練、模試や演習問題の出来に一喜一憂するなど、はっきり言ってどうでもいいことであり、そんなことに右往左往しているようでは、本物の勉強はできない。大事なことは、出来ではなく、「不出来」の方なのだ。自分が何を、どこで間違ったのか? 自分自身で厳しく検証し、2度と同じ間違いをしないように努める。これが、「自己採点」の本懐であり、「自己責任の論理」を全うことにつながるのである。誰だって、自らの弱点や至らない部分を直視するのは、嫌だ。しかし、「最終合格」は、その先にしかない。なぜなら、自分のミスを直せば、だれだって、受かるから。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! つまりは、自分自身との闘いなのだ。
さあ! 今日も“カク――ン”と行くぞ! 絶対合格だ!!
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【成川先生の合格語録】
「自分に強い人から、受かって行く!」
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Q:息子が、今年、予備試験の短答を受験しました。「短答は、通りそう。論文の試験が始まる前に、息抜きに」と5日間ほど海外へスキューバ・ダイビングに出かけています(千葉県、合格ネーム・JCさんの父母)。
A:彼のような行動を取る受験生は、私の経験上、ほぼ全員、最終合格できていません。いま、この瞬間も、予備試験の論文試験を目指して勉強している受験生が、全国にいます。気持ちの上では、遊びに向かうのと、本試験に向かうのとで、大きく結果が違うでしょう。彼には、帰ってから直ぐに勉強を再開するよう、アドバイスを。
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