不合格者座談会 第13回
成川先生:皆さんは劇作家・演出家・作家のつかこうへいをご存じでしようか。小説【蒲田行進曲】を書き、映画にもなりました。
彼は、在日の韓国人、骨のある作家でした。その彼が精神的に参っていて、私の所に来ることがありました。そのとき、励ましにと彼に活を入れました。、彼も稽古で怒鳴ることで、有名でしたが、さすがのつかこうへいも、私の毒気にびびっちゃいました。
私からの強烈な指摘に、考えるところがあったのでしょう。急に携帯を出して、事務所に電話をし出しました。聞くと、「(成川先生の話しに)考えさせられるところがありました。疲れました。午後の予定は全部、キャンセルします。家に帰って、(成川先生の言ったこと)考えてみます」とのことでした。
人は、頭がないとダメ。パワーは出ません。どうせ、1度の人生しかない。この世で勝負しないと。「かますんだ」そうすれば、相手がつかこうへいだろうが、誰であろうが、「うーんと、納得させることもできる。まして、皆さんが相手にしているのは、予備試験•司法試験。合格者が毎年1500人余り出るよな試験です。大したこはない。
かましとは、自分を勇気づけ、相手を元気づけ、少しビビらすことです。目的があって、かましたら絶対にできる。自分を勇気づけ、相手を元気づけ、少しビビらすんです。
Bさん :ウーン、そうか。先生のような勢いが私にはないな。どうしてだろう。成川先生、これを大学生の頃に身につけたんですね。何があったのですか。
成川先生:どうせこの世は、一度きり。有意義に生きようと思ったからです。負けず嫌いだからです。
Bさん :「どうせこの世は」、ということか。深いなあ。そこまで、突き詰めて考えていなかった。すぐ現状に、今の自分に満足してしまう(深く反省する様子)。
成川先生:そう、そこが問題。目的は、受かることでしょ。目先のちょっとしたことで、どうして満足してしまうのですか。
Cさん :どうしてでしょう。考えたこともありませんでした。
成川先生:いい機会です。次は、自己満足はどうして起きるかについて考えてみましょう。
今日も、行くぞ!
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