受からない人は、試験の全体を見えていません。
受験とは何か、見てみましょう。
予備試験•司法試験は、国が主催して行います。コンサーバティブ、保守的な性格の試験です。今までに出た問題から出ます。
つまり受験対策は、過去問をやればいいのです。
そして、もう一つは、試験とは必ず受かるものだということです。
仮に、2パーセント受かるとして、滑る人の挙動を見ましょう。滑るような人物は、勉強はしません。ぐうたら、ぐうたら飲み会したり、お茶したりして1日を過ごします。
では、どのように過去問をやればいいのでしょうか。
一番大事なのは、過去の問題を分析する。一字一句の意味を考えるのです。
「あ」とか「や」まで分析する。しかし、多くの人は大雑把にやるだけです。
これでは、お子様ランチです。
構造を理解する。これが大事です。試験委員は突飛な問題は出しません。
出したら、批判されるからです。
そこで、50年余りの指導で、私が到達したのが、「桶狭間」の勉強方法です。1年だけを絞ってやる。何回もやるからと言って答えを覚えるわけではありません。
例えば、私は、最近受験生の協力を得て、行政法をやっています。一緒に勉強をしています。本質は、1ヶ月ぐらいで分かりました。
大雑把に分析すると、憲法学の1つが行政法といえます。
この本質を突けば、誰でも直ぐに学力が付きます。
ところで、私の小学時代は、メールもSkypeもありませんでした。映画はありました。それで、何度も同じ映画を見ました。映画館に入ると、どんな映画館なのか、どんな人なのか、全体を見ます。それが、今の勉強に役に立っています。
行政法とは何なのか、憲法との違いは何だろう。全体から、捉えるのです。
そうすると、受験勉強には、やる必要のない限界のある事が、分かります。判例はやらなくていい。条文もやらなくていい。問題文に書いてあるからです。
大枠から見る。それから、おもむろに取り組む。
構造から個別に入る。構造さえ分かればいい。
それの応用が「桶狭間」作戦です。
織田信長3,000の軍が、今川の3万の軍勢に勝った、桶狭間の戦い。その戦法にならい、限られた範囲を確実に理解して、応用力を付ける。それが、「桶狭間」作戦です。
試験なんて、簡単。たかが試験です。過去問しか、出ません。それを難しいという人がいます。それは、構造を知らないから。そのくせ、暗記するのです。
まずは、きちんとした構造を見よう。マクロから始めろ。行け!
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