司法試験・予備試験の合格を、決める君よ!昨日に続いて、“鉄の女”サッチャーさんの考えと行動は、強かった。鉄のようだ。ソ連との対立、フォークランド紛争などで「我々は、決して、後戻りしない」と強調。イギリスの威信を示した。その後、彼女は、次の言葉を叫んでいる。
<マーガレット・サッチャーの言葉(2)>
「成功には、素質も必要でしょう。しかし、それだけでは十分でないことを自覚し、目的を持って努力しなければ、成功は得られません」
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ!人間は努力と迫力があれば、素質は少なくてもよい。ものごとは達成できる!
では、昨日の解答を示します。
民法No.50【解答】
短答式問題を解く際の着目点
②は、意思表示のみでは足りない。目的物の価額の提供まで必要となる。正しい記述である①で、「引渡しを提供した」とあることとの比較から、②は、「意思表示だけでは足りず、提供まで必要なのではないか」という推測ができる。このように、基礎知識として押さえているであろう①に着目して解くことが大切である。
【注】
例えば、②が分からない場合、②だけを見て、その理由付けを一生懸命に考えることは、正解を出す上では適当ではない。②は関連する条文と一応の理由付けを知っておく程度にとどめ、深入りすべきではない。②が誤りであることは、①(これは確実に習得し、瞬時に判断できるようにしておく必要がある)を見て、気付くものである。
このように、短答式の問題では、基礎知識に関する記述を使って、比較の視点から正解を導くことが求められている問題がある。その記述だけを近視眼的に見るのではなく、「これは確実に分かる」という記述をヒントに柔軟に対応する力を身に付けたい。この対応力が身につけば、一見細かいように見える問題が出ても、冷静に対処できるようになるだろう。また、こうした対応力が、本試験問題を通じて試されているのだ。
【合格の道標】No.23
既に述べたように、短答式試験問題においては、効率よく解答するための視点をもっておくことが有用だ。全ての問題にあてはまるわけではないが、多くの問題(特に組み合わせ問題)は、解答ルートとも呼ぶべき解き方がきちんと存在しているように見える。そして、そのルートを探ることこそが、出題者側の意図に迫ることになるのではないだろうか。正解を出す上で、すべての記述の知識を知っていることや、その場で理由付けを想起することなど(日頃の勉強においても)不可能である。そうとすれば、合格を目指すなら確実に押さえている知識を使って、正誤を推測する力を養成することが大切となる。
問題にもよるが、短答式試験(論文式試験もそうだが)では、事務処理能力が強く求められていることから、「正解を出す上で必ずしも必要ではない記述」に時間を費やすべきではない。試験である以上、常に「得点を重ねる上で合理的な解き方は何か」を探求すべきである。こうした合理的な解き方を探求することを、日頃から充分に意識し、自身のゆるぎない技術として身に付けるべきである。
この意識をもっていれば、正解を導く上で何をどこまで押さえておけばいいのかが見えてくるし、全ての肢が分からずとも、充分に正解できることが実感できる。得点する上で必要なルートを辿れたかどうかも重視して、合理的な問題演習を繰り返そう。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ!受験という荒波にもまれている君よ。“鉄の男”“鉄の女”になってもらいたい。そうすると、“スコーン”とまい進できる。必ず、合格できる。そこには、気迫と努力あるのみ。
さあ!今日も“カクーン”と“爆勉”しよう!行け!絶対合格!!
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また、明朝4時に、「司法試験ブログ・予備試験ブログ」でお会いしましょう!
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