司法試験・予備試験の合格を、決める君よ!「人間は、この世で生き残ることができるだろうか」。夏の暑さの中、ふと、疑問に思う。
この難問に、かのイギリスの脳科学者、チャールズ・ロバート・ダーウィンは、答えている。
<ダーウィンの言葉(1)>
「生き残る種とは、最も強いものではない。
最も知的なものでもない。
それは、変化に最もよく適応したものである」
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ!「人間は、この世で生き残れるか」。答えは、否である。それならば、最後まで、諦めずに、面白く、生きたいもの。
なには、ともなれ、民法の問題を出します。
民法No.53【設問】
以下の事例を読み、CがAに対して損害賠償を請求するための法的構成と請求の認否を答えなさい。
B(17歳の高校2年生)は、素行不良の生徒として有名であった。Bは、バイクを無免許で運転したり、近隣の高校の学区に遠征して川原や電車内で他校の生徒と殴り合いの喧嘩を繰り返すなどしていた。そのため、Bの親であるAは、Bの通う高校に何度も呼び出され、家庭内での監督・注意を徹底するなど、Bの素行を改めるための努力を尽くすよう、学校側やPTA等から繰り返し要請されていた。
しかし、AはBの素行不良を認識しながらも、仕事の忙しさを理由に、Bと話し合う機会を持つことなく、Bの態度を特に咎めることがないまま時は過ぎていった。
ある日、Bは、駅前に駐車してあったC所有の原動機付自転車を盗み、これに乗って走り出した。ところが、ハンドル操作を誤って近くの壁に激突させ、大破させてしまった。原動機付自転車を壊されたCは、Bの親であるAに責任があるとしてAに損害賠償を請求しようと考えている。
【注】
短答式でしばしば出題される重要問題である。論文式試験では、平成27年度司法試験民法において、類似問題が出題されている。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ!ダーウィンには「適応」といっているが、人間社会では「調整」ということになろう。司法試験・予備試験では、この「調整」についての出題が出されている。そして社会通念に則して、考えることが求められる。
では、今日も面白く「調整」しながら、“爆勉”しよう!行け!絶対合格!!
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