【令和7年予備試験 短答式試験日】
令和7年7月20日(日)
【令和7年司法試験 本試験日】
令和7年カウントダウンは,こちらのページです。
令和7年7月16日(水)、17日(木)、19日(土)、20日(日)
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スクール東京は,予備試験短答の一般教養科目を強化中です。予備試験の怖さは,短答落ちのリスクが見落とされるところです。統計上5人に4人落ちます。せっかく,論文対策してきたのだから,短答足切りは避けたい。ただ,法律科目を全部8割以上とるのも現実的でない。そこで,法律科目2科目分の合計点がある,一般教養科目です。文系科目のうち,英語・国語・歴史は,過去問の問題文が公表されず,対策のリソースとして不安定。再現性がない。だから,経済学・地学・数学・物理学。
地学は,めどがつきそうです。高校地学程度で,十分行けることが分かりました。
次は,経済学。スク東先生が,ほぼ毎日,過去問を研究しています。
当初「経済学ちょっとヤバいかも」とぼやいていた。学問として,本格的にやると数学が絡む。「需要曲線を微分して…」みたいな感じらしいのです。ただ,一般教養レベルは,落ち着いて問題文を読めば,ぜんぜんむつかしくない。基本的な論理や言葉の意味が分かれば,小学校の足し算,引き算程度の操作で解答できる問題がある。実際,解いてみましょう。
令和5年 一般教養科目 第21問
消費者の選好を調査するため、アンケートを行った。このアンケートにおいて、ある消費者は、「予算3万円、財Xの価格は 1,000 円、財Yの価格は2,000 円のとき、財Xと財Yをそれぞれどれだけ購入しますか?」という質問に対し、「Xを8、Yを 11」と回答した。この消費者が「予算3万円、財Xの価格は 2,000 円、財Yの価格は 1,000 円のとき、財Xと財Yをそれぞれどれだけ購入しますか?」という質問に対し、合理的な選択をした場合に起こり得る回答を、次の1から5までの中から選びなさい。
1. Xを 8、Yを 14
2. Xを 9、Yを 13
3. Xを 10、Yを 10
4. Xを 11、Yを 9
5. 上記1及び3のどちらも起こり得る
まず,「予算3万円」に着目します。肢2だと,9×2,000(X)+13×1,000(Y)=31,000で予算オーバーだから切れる。肢4も,11×2,000(X)+9×1,000(Y)=31,000で予算オーバーだからダメ。これで,肢1,3,5に絞れます。
次は,ミクロ経済学の基本中の基本,「需要の法則」登場です。それは,「価格が上がれば需要が減り,価格が下がれば需要が増える」。経験上も納得の法則。これを本問で使うと,「財Xの価格は 1,000 円」から「財Xの価格は 2,000 円」,つまり価格が上がるので需要は減る。ここで肢3は,Xを「10」と答え,需要の法則に反します。これで,肢3・5が切れるので正解は肢1。
どうです…?できそうな気しません?むつかしいことは,なし!この調子で,一般教養で再現性をとれる問題を増やしていきます。また,できそうな問題を解説しようと思います。
絶対合格!!
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