司法試験・予備試験の合格を、決める君よ!小さいものを、一生かかって、大きなものに育てあげる。これこそ、人間の素晴らしい作業である。YKKの創業者、吉田忠雄も生涯をかけて、その作業を実現した人である。
<吉田忠雄の言葉(1)> |
「『気くばり』とは、常に相手の立場に立ち、先を読んで用意しておくことです」 |
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ!この言葉は、受験にも当て入る。上の文章の「相手」を、「試験委員」に置き換えると、よい。この「気くばり」が、あれば、司法試験・予備試験なんかは、すぐ合格する。
それでは、憲法の問題を出します。
【設問】No.264
平成28年(2016年)司法試験論文(憲法)に関して、出題趣旨(いわゆる、試験委員コメント)で、次のような文章がある。
「監視に関わる問題であることから、まず、公権力によって自らが所在する位置情報を強制的に収集されない権利をどのように構成するかが問われる。この権利は、判例に多く現れた「私生活をみだりに公開されない権利」としてのプライバシー権とは異質な構造を持つ。」
この文中にある「異質な構造」とは、何か。
【注】
(1)平成28年の問題は、予防的権力行使に関する問題である。この点を、正確にとらえて論述した答案は、皆無でなかったかと思われる。試験委員は、「~残念ながら、そのような答案は少なかった」(採点実感―いわゆる「試験委員コメント」)と書かれておられるが・・・。
(2)しかし、基本や「短答」などを真面目に学習していると、素直に答えられる。司法試験・予備試験「合格ノート」(憲法・人権)にも、ハッキリと図解されている。
(3)やはり、基本的な勉強をしていると、どんな難問が出ても、それなり(合格するぐらい)に対応できる。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ!受験においても「気くばり」を働かせれば、試験委員の意図が分かってくる。出題の趣旨に沿って、短答の肢を考えたり、論文答案を作成すればいいわけである。「気くばり」があれば、素直に合格できる。
さあ!今日もまっすぐに“爆勉”しよう!行け!絶対合格!!
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