新司法試験の論文の実力が伸びないと悩んでいる受験生が多い。彼・彼女らには、大きく分けて、次の要素がある。
(1)論文を解く基礎知識が欠けていること。
(2)出題の意図がわからないこと。
(3)答案作成ができないこと。
新司法試験のすべての受験生は、程度の差はあれ、この「基礎力」「問題把握力」「答案作成力」が欠けているのである。新司法試験の受験生の状況から、それはそれで仕方がない。合格者だって、大差はないのだから・・・。
ここで、「即効薬」を出そう。論文問題を読んだら、「これは、一言でいうと、~の問題だ」というアプローチをとるのである。新司法試験の8科目とも、それぞれに重要論点が3~5個ある。そして、その中でも新司法試験の考査委員が「特に、この点をききたい」という最重要論点が、ひとつある。それを、見つけ「一言で表現する」のである。これは、(1)の「基礎力」(2)の「問題把握力」があればできる。「基礎力」「問題把握力」がないと、絶対にできない。
「一言」を発見できたら、もう合格したと思えばよい。あとは、「原告・被告・私見」の立場から、少し肉付けして書けばよいのである。
(3)の「答案作成力」も大切ではある。しかし、「基礎力」「問題把握力」がいいかげんなのに、答案作成ばかり気にしてもマンガである。この点を新司法試験の受験生は、考えてほしい。
なお、本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、新司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
マンガにならないように、今日もやって、やって、やりまくれ!
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