平成23年 新司法試験 短答式試験解説集 好評発売中!!
『「成川式」平成23年(2011年)新司法試験 本試験問題 短答式』
新司法試験・予備試験の合格を決める君たちと、話をしていて、わしの頭が混乱することが、よくある。
受験生たちの、かなりの者たちが「短答(択一)」や「論文」の問題を解いているとき、わからない用語や文章が出てきても、スイスイ、飛ばして先に勉強を進めることである。彼・彼女たちは、わかった気になって、解答や解説を読み、少し暗記して終わらせてしまう。
こんなことをやっていたら、次に同じ趣旨の問題が出てきたって、不確かなままで解答をしてしまう。結果は、「当たるもハ卦、当たらぬもハ卦」のバクチみたいなものになる。これでは、プロの勉強とはいえない。アマの勉強である。
例を挙げよう。新司法試験の過去問(憲法)・平成23年11問ウ肢の正誤問題。
なお、本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、新司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
【設問】
「ウ.最高裁判所は、かつて、例え立法の内容が憲法に違反するものであっても国会議員の立法行為は国家賠償法第1条第1項の適用上当然に違法の評価を受けるものではないとしていた。しかし、最高裁判所は、その後判例を変更し、国会で議決された法律が違憲であれば国家賠償法上も違法の評価を受けることになるという立場を採るに至った」。正しいか。
【解答】
明日、示します。
【注】
(1)この問題では、「判例を変更したのか、していないのか(A)」「どの点で、そういえるのか(B)」。
(2)(A)の部分を暗記していて、答えているのでは、単なる「暗記コンテスト」である。(B)の部分を連動させて答えないと無意味である。そして、「理由がわからず、答えと解説だけを暗記するのも、ナンセンス」。実力は、少しも上がらない。
(3)新司法試験・予備試験の合格を決める君なら、こんなバカな勉強はしない。しっかり、関連する判例を読んで、自分なりに理解してほしい。
(4)君は、暗記マンでも、暗記ウーマンでもない。立派な法曹になるために、しっかりした考えをもつために勉学をしているのである。「確実合格」をするために、棒暗記をやめ、理解中心に徹する。
───新司法試験・予備試験の合格を決める君よ!「プロフェッショナルになるという、自覚をもつ」。本物の勉強をして、堂々たる受験生・堂々たる合格者になる。さあ、「今日も、堂々と行くぞ───」。
【成川先生の合格語録】
「堂々たる受験生になる」
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