平成23年 新司法試験 短答式試験解説集 好評発売中!!
『「成川式」平成23年(2011年)新司法試験 本試験問題 短答式』
新司法試験・予備試験の合格を決める君は、いいかげんな勉強態度を取らない。勉強を進める場合、「理解→次に、進む」ことが大切。決して、「ボア─ンとわかったようになって→次に、進む」「暗記→次に、進む」では、ダメである。
なお、本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、新司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
では、昨日の答えを示そう。
【解答】
(1)誤っている。
(2)理由
① 憲法レベルにおいて、立法内容の違憲の問題と、法律レベルにおいて立法行為の国家賠償法上、違法の問題とは、区別されるべきである。次元の異なる問題であり、当然である。
② 前段は、在宅投票制度事件と在外選挙制度事件における最高裁判所の立場であり、正しい。判例を変更していない。
③ 後段は、誤り。国会議員の立法活動に関して国家賠償法上、両事件とも原則として合法とする。さらに、在宅投票制度事件では、容易に想定し難い、例外的な場合(立法内容が憲法の一義的な文言に違反し、あえて当該立法を行う)は、違憲とする。在外選挙制度事件では、立法内容が国民に憲法上保障された権利を違法に侵害することが明白な場合や、国民に憲法上保障された権利行使の機会を確保するためには所要の立法措置が必要不可欠で、それが明白なのに、国会が正当な理由もなく長期にわたって怠る場合は、違法とする。在宅投票制度事件よりも、より具体的な内容になっているだけで、判例の基本的な考え方は、変更していない。
【注】
(1)しっかり、勉強する。
(2)新司法試験・予備試験の合格を決める君! 面白くかつシャープにやる。「さあ! 今日も行くぞ」───。
【成川先生の合格語録】
「理解してから、次に進む」
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