「最近の若いヤツらは・・・」と言えば、年長者の嘆きの常套句だが、受験に関して、わしも1つ。
「最近の若い新司法試験の受験生は、テキストをきれいに使う」。
一見すると、特に問題はなさそうだが、内実は違う。テキストがきれいなままの人たちの合格率は、決して高くはないからだ。なぜか?
第1に、一生懸命、勉強していれば、テキストが傷み、汚れていくのが、自然!1ヵ月もすれば、くたびれて、半年も経てば、よれよれになり、1年後には、ボロボロになっているのが、当然なのである。
第2に、テキストに書き込みをしたり、重要箇所にアンダーラインを引いたり、関連資料のコピーを貼り付けるなど、自分で工夫しながら手を加えることによって、理解が深まる。暗記力が強化される。つまり、きれいなままのテキストは、熱心に勉強していない証拠になる。
新司法試験の受験生の中には、テキストをきれいに使うことが、スマートな学習法だと思っている人たちがいるが、それは違うぞ。トコトン使い倒すことが、テキストを尊重することになるのだ。表面をなぞるようにただ眺めているだけでは、テキストは喜ばない!
「書き込み等をしてしまうと、ゴチャゴチャして、テキストの客観性が損なわれ、見にくい」と言うのなら、同じものを2冊、買え!短期合格を目指すなら、それくらいの投資は必要なのである。
「平成22年(2010年)現行(旧)司法試験」まで、あと72日。
「平成22年(2010年)新司法試験」まで、あと75日。
新司法試験ブログを毎日読んで、新司法試験合格!
要は、実を取る!
※ 「現行(旧)司法試験 2010年 崖っぷち合格ゼミ」 2010年3月生募集中!
※ 「新司法試験 2010年 絶対合格ゼミ」 2010年3月生募集中!