憲法

衆議院解散権の解答

正しい。

(1)「日本国憲法は議院内閣制を採っていると理解できるから、この制度の本質からして、内閣による自由な解散数が認められているという説」は、均衡本質説のことである。

(2)これに対して、責任本質説は、議院内閣制の本質を専ら内閣の存立が議会の信任に依存しており、議会に責任を負うものとすることをいう。内閣が議会の(自由な)解散権をもつことを、要件としていない。

(3)したがって、均衡本質説に対して、責任本質説がある。議院内閣制の概念会が、一義的でないという批判がなされる。

【注】
(1)均衡本質説と責任本質説の概念を、ハッキリ把握しておくこと。

▼本日も、ブログ記事を読んでいただき、ありがとうございました。あなたの1クリックは、私が記事を書く、大きな原動力となります。以下のバナーをクリックして、ランキング・アップに、ご協力ください。

にほんブログ村 資格ブログ 司法試験へクリック、ありがとうございます

また、明朝4時に、「司法試験ブログ・予備試験ブログ」でお会いしましょう!

▼本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。

———————————————

【正しい日本語の書き方】

「どのように書けば、よいか」
「説得力のある文章の書き方とは」

読者の皆様の要望に応え、スクール東京では、
このたび「正しい日本語の書き方」を出版しました。

(Discover〈ディスカヴァー〉より、定価1,500円〈消費税別〉)

文章の書き方のノウハウ満載です。
書店やネットで、ぜひ、ご購入を。

http://amzn.asia/d/fMZhWIH

【司法試験・予備試験の個別指導予備校「スクール東京」のおトク情報】
メールマガジン登録
フェイスブック
ツイッター
● お悩みやご質問は、お気軽に成川先生へのメール」まで。
● 全国どこでも、講演に駆けつけます! お気軽に成川先生・講演のご依頼」まで。

【2018年10月19日(金)発売!】
「悪文・乱文から卒業する 正しい日本語の書き方」が、Discover21様から発売となります!増補改訂で、更に使いやすくなりました!https://amzn.to/2E377oF

衆議院解散権前のページ

商法ドリルNo.23[問題編]次のページ

ピックアップ記事

  1. 今、丸坊主になってきました!スカッとします!!

関連記事

  1. 憲法

    【講座404】 講座403の解答 – キーワードを大切に!

    新司法試験の勉強も、合格するまでの話である。一生に一度、死に物狂いで机…

  2. 憲法

    【講座347】 設問

    新司法試験の若い受験生が時間の無駄をしないように―とわしは、常々、気を…

  3. 憲法

    【講座432】 講座431の解答 – 「かかって、こいだ!」

    新司法試験の合格を目指す君は、ガードを下げて、ガッチリやる。余分な勉強…

  4. 憲法

    【講座683】 設問 – わしなら、こう解く – 「試験委員に敬意を表したい…

    新時代の司法試験・合格本が出た! これで「短答」「論文」が同時攻略でき…

  5. 憲法

    憲法95条

     憲法95条の「一の地方公共団体のみ」について、次の問いに答え…

  6. 憲法

    「社会通念→判例→学説」を考える!/徳川家康の言葉(2)

     司法試験・予備試験の合格を、決める君よ!社会も試験も仕…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

新刊情報:令和6年(2024年)単年版 司法試験・予備試験 短答 過去問集

法学入門講座(オンライン講座)全9科目コース

2025年7月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

アーカイブ

PVアクセスランキング にほんブログ村

PAGE TOP