司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 「困ったときは、まず自分の頭で考える」。分からないことがあっても、自考することが大切である。すぐ、人に聞いたり、資料をあさってはいけない。日ごろから、自分で考えるクセをつけてほしい。そうすると、勉強上、実力がアップする。
では、昨日の答えを示します。
【解答】
憲法49条の歳費受領権が、一般に「議員の特権」といわれる理由。
【A説】
議員はかつて、名誉識であり無報酬であった。現在は、国民の代議員としての公務を遂行する公務員であり、対価として、応分の報酬を受け取る。
それなのに、歳費受領権が、「議員の特権」といわれるのは、過去の「無報酬制」から、現在の「報酬制」に変化した点を、形式的に捉えた表現である。
[注]
現在の歳費受領権は、実質的には、「議員の特権」ではない。
【B説】
近代化する以前、議員は特権階級の代表として、国から委任を受け、無報酬で国政を担当していた。
しかし、現代になって、議員は、一般国民の代表として国民から委任を受け、国政を担当するようになった。このため、議員は生活上の必要性があって、原則的な「委任・無報酬」から、特則的に「委任・報酬」という特権を得るようになった。
【注】
(1)「歳費受領権」を、芦部説では、「議員の特権(特典)」とは、みていない。一般には、特権(特典)とみていますが・・・。
(2)この点についての文献は、ありません。君が知っていれば、教えてください。
(3)分からないことでも、自分なりに答えを出すクセを、つけてください。そうすると、本番で意外なパワーになって表われるでしょう。
司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! いつも、考える習慣をつけておいてください。その習慣が困ったとき、君を助けてくれるから。
なお、本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
さあ、今日も「ドカ───ン」と行こう! 絶対合格だ!!
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「いつも、いつも、考える」
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