総論

合格情報誌「法スクール」第2号の中身は・・・

司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 2014年7月22日(火)から、7科目「論文」演習 + ゼミ が始まる。受講生からのご要望で、リニューアル・スタートする。そして、2014年7月28日(月)には、季刊の合格情報誌「法スクール・第2号」が、発売される(現在、ご予約受付中)。「法スクール・創刊号」の出題予想分析を総括して、今後の学習方針を説明する(実質)。さらに、「タイプ別スケジュール表」。ロー・スクール生、専業受験生・社会人に分けて、いつまでにどういう勉強をするかを、分かりやすい計画表にして、載せる(形式)。これで、雑多な情報にブレることなく、自信をもって、受験生活を組み立てられる。そのほか、民法をもっと楽しくする「民法を常識から考える」、判例の対策に「過去問判例(憲法)」、刑法のストック作りに「刑法基本講座」、コーヒー・タイムに「合格実践講座」(ここまで、面白くやるか!)なども。手に取れば、毎日の、“やる気と元気”が湧いてくる!
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! わしのところに、予備試験の論文式試験を終えた、A君(25歳)が、相談にやってきた。「短答の対策に時間がかかりすぎて、論文に手が回らなかった」という。彼と、しばらく話すうち、あることに気づいた。
わしは、いままで何十万人という受験生と会ってきた。対話するだけで、精神・健康・環境など抱えている問題に“ピン”とくる。A君は、質問に、“真正面から”答えられないのだ。「君の勉強時間は、1日どれくらい作れるの?」と聞くと、「母親は、朝が忙しく・・・」と答え始め、「民法の短答の成績は、どれくらいだった?」という問いに、「行政法の論文・模擬試験の成績が・・・」とブツブツ。いずれも、ピンボケ回答。
▼論文で求められるのは、「試験委員の問いかけに、“ダイレクトに”応えること」。出題者が、答えて欲しいと思うことを書けば、合格だ。しかし、勉強時間をいくらかけても、相手の要求に応じられなければ、得点にまったく結びつかない。例えば、レストランに来たお客が、「冷たいオレンジ・ジュースをください」と言っているのに、ウエイターが「熱いみそ汁」を持ってきたり、「オレンジ・ジュースとみそ汁の混ざったもの」を持ってきたら、「こりゃ、ダメだ」「お金、返してくださいよ」となる。日常社会では、相手に腹を立てられ、仕事や信頼を失うはめになる。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 「試験委員が、出題を通して、何を答えさせようとしているのか」、に“シャープにピント” を合わせる。毎日の会話1つ1つを通して、トレーニングする。これは、知識以前の話である。A君のように、普通の対話もかみ合わないのは、彼が、相手の意図を汲み取る努力をしていないからである。彼には、「いいかい。相手が何を言わんとするのかを、すぐに先回りして察するんだよ」「君の論文は、それだけで、かなり伸びるから」と説得。わしの厳しい指摘に、ショックで沈んだ彼の顔に、笑顔が戻った。
さあ、今日も、過去問を通して出題側の意図に、迫ってみよう。“まっさらな気持ち”で、素直に文章を読めばいい。難しい考えは、一切いらない。毎日、面白く勝負だ! やるぞ――!!
▼本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。
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【成川先生の合格語録】
「試験委員の要求に、シャープに答える!」
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Q:同じ法科大学院に通う後輩が、「今の時期、論文をやった方がいいのかな。周りの同級生は、朝から旧司法試験の論文を書くゼミを開いているようだし・・・」といいます。ただ、私が見る限り、論文のゼミをやっている彼の同級生は、短答で高い点数を取れる人ばかりです。一方の彼は、まだ短答の成績が安定しません。だから、周りが論文を始めたからといって、彼がそれに習うのはどうかと思うのですが・・・(北海道・HNさんの先輩)。
A:論文の勉強も、短答対策になるので、まったく役に立たないわけではありません。ただ、あなたが心配されるように、短答の知識・理解がないままに論文の勉強をしても、全体的な実力の伸びには、つながりにくいです。短答は、280点(総合順位315位)を目指すように、彼にアドバイスしてください。短答で、その実力があれば、2,000人近く最終合格する司法試験では、論文で1,700人にひっくり返されることは、ほとんどないでしょう。頑張ってください。
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