司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 法科大学院・予備校で、講義を受けているときのこと。右隣のA子さんは、頬(ほお)杖(づえ)をついて“ウツラ、ウツラ”。時折、缶コーヒーを口にするが、そのうちグッタリ、寝込んでしまった。左斜め前のB君は、自分の教科書にマーカーを引き、ノートに丁寧な図を書いて、講義をまとめる。ときどき、うなづきながら、真剣だ。君は、A子さんとB君の2~3年後の姿を、想像できるだろうか。それでは、“プロフェッショナルな勉強法No.38”を、どうぞ。
▼「勉強が面白くなったら、その年に受かる」。長い間、勉強しているのに、なかなか、受からない。友人も、いない。机に向かっていても、気持ちはうつろになるばかりだが・・・。
<×:スベる人>
(1)いつも、嫌々、勉強をしている。
(2)学習する中で、目の前の項目を“本当に理解”しようとしない。「とりあえず、暗記すれば・・・」と逃げを打つ。
<〇:受かる人>
(1)どうせ勉強するのなら、「面白くやろう」「楽しく考えよう」とする。
(2)テキストや問題を読むとき、図や表を書いて、分かろうと、努める。
<合格ポイント>
(1)「勉強が面白く、好きになると、合格する」。これは、真実である。信じてもらって、間違いない。特に、すでに勉強を始めている人で、「最近、テキストを読んだり、過去問を解くのが、以前のように苦痛ではない。なんだか、楽しい」という人は、自信を持って、そのまま突っ走れ! あなたはすでに、合格しているも、同然である。
(2)試験に限らず、ビジネスも人生も面白くなったら、うまく行く。勉強が好きな人は、勉強に祝福されて、合格する。ビジネスで張り切っている人は、仕事にサポートされ、周囲から一目も、二目も置かれる。生きていることが楽しい人は、命そのものに祝福されて、豊かな人生を送ることができる。これも、間違いない。“合格の神様”“達成の神様”“命の神様”が、いるに違いない。
(3)好きになる。面白くやる。これが、合格の鍵である。人間なんて正直なもので、イヤなことには気が入らないし、長続きしない。イヤイヤ机に向かっていても、絶対に結果は出ない。合格は、ありえないのだ。
(4)そもそも、人生は一度きりしかないのだから、「イヤなことは、するな! イヤだったら、やめろ!」と私は、常々、言っている。
(5)イヤイヤやるのは、学問や勉強に対して、失礼である。他の真面目な受験生を、汚す行為と行ってもいい。
(6)好きになれ。面白くやれ。そうすれば、すぐに合格できる。勉強を好きになるコツは、人を好きになるときと同じだ。自分から積極的に相手のことを理解しようとすればいい。「この問題のポイントは、ここだ」と分かるようになることだ。
<裏技>
(1)「分かる」→「面白くなる」→「合格」。
この流れを、真に理解する。
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【成川先生の合格語録】
「分かるための、努力を惜しまない」
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Q:私の妹が、予備試験の受験をしています。26歳で大学を卒業して、特に就職活動もせず、試験勉強を始めました。「誰の力も、借りたくない」という強がりを言っている割には、自分から何か気づいて積極的に行動するということもなく、同じ失敗を繰り返しています。私だけでなく、父や母も、いっそ社会に出て、鍛えられた方がいいのではと、思います(京都府・TYさんの兄)。
A:夢を描いて自立しようとすることは、とてもいいことです。ただ、受験生活は、“社会貢献と小リッチ”という大きな夢を達成するための、いわば準備の期間です。「同じ失敗を繰り返す」と、試験の合格どころか、社会に出ても生きるのに必要な分しか、お金を稼げないこともあります。だから彼女は、日々、「相手に喜んでもらうため、何か改善できることはないか」という努力を。それを“合格の神様”が見ていてくれます。だんだん毎日が楽しくなり、周りの人の応援も、もらえるようになると伝えてください。
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