今週も、また日曜日が来た。“プロフェッショナルな勉強法No.261”を、どうぞ。
▼「グループゼミ3人のうち、2人が脱退しそう。あなたはどうする・・・!?」。
受験対策のため、A君が精神的に頼りにしてきた3人のゼミ。ほぼ同じ時期に、2人が「抜けたい」と言ってきた。理由を聞けば、Bさんは「1人だけの勉強時間が、足りない」、C君は「先に結婚した配偶者が反対して、受験が続けられなくなりそう」と言うが・・・。
<×:スベる人>
(1)「仕方ない。グループを作ることを、諦めよう」。あっさり、解散を決める。
(2)すぐに、新しい人員を探す。あわてて引き入れたD君は、メンバーとしてふさわしくなかった。
(3)新しい人の対応に追われて、なかなか勉強を再開できない。
<〇:受かる人>
(1)集団から決別するA君
①今後は、グループゼミを、作らない。他へも、入らない。
②孤独を噛み締めつつ、コツコツと勉強し、実力を積む。
(2)ゼミ作りに再挑戦するA君
①2人が止める本音を、それとなく探る。もし、ゼミへの不満であれば、「Bさん、C君に頼りきっていなかったか」「2人のために有益な勉強が、できたか」と、自分を振り返る。
②他の人とグループゼミを再開する折は、メリットとデメリットを充分、比較する。
<合格ポイント>
(1)受験勉強は、「原則1人」で進めるもの。だから、ゼミは本来、作らない。
(2)2人以上で勉強する場合は、次のことに気をつける。
①「時間」と「科目」で、人を入れ替える。メンバーは、極力、固定しない。
②グループのモチベーションを維持ため、新しいノウハウを見つけたら、すぐ共有する。「ギブ・アンド・テイク」の精神を忘れない。
③新しいメンバーに「この人と一緒なら、自分1人でやるより効率的だ」と思わせる。
<裏技>
(1)本質的な勉強は、受験生1人で、コツコツと身に付けるしかない。この機会に、「自分でやり抜くんだ」と気合を入れ直す。
(2)受験仲間でグループができるのは、苦しい勉強のため、いわば“サプリメント”的な仲間が欲しいからである。くれぐれも、頼り過ぎないように。
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