今週も、また日曜日が来た。“プロフェッショナルな勉強法No.253”を、どうぞ。
▼「「定義+社会通念+論理」で、必ず解ける!」。
毎日、午前中は、司法試験・予備試験の短答過去問を解く時間に当てている。細かい条文や、知らない判例が、次々と出てくるので、困っているが・・・。
<×:スベる人>
(1)知らない条文・判例に当たるたびに、「これを全部、覚えないといけない」と思う。六法・判例集に、調べた箇所を逐一マークするが、数が多くなりすぎる。
(2)問題文をよく読まずに、「条文に何て書いてあったっけ」「判例は何説だっけ」と思い出している。
(3)「こんなにたくさんの暗記は、もう無理」と、途中で投げ出す。過去問の検討が、結局最後まで終わらない。
<〇:受かる人>
(1)勉強したことのない条文や判例を見ても、「出題の目的は、知識の有無を確認することではない」と思う。知らない文言でも、いちいち立ち止まらない。
(2)「定義・趣旨」「原則・例外」「抽象化・具体化」などの思考ツールを使い、出題者の意図にすばやくアプローチする。
(3)過去問を解くのが、知的に面白くなってきた。
<合格ポイント>
(1)短答過去問を一読して、「条文が、あるのだろうか」「判例の結論、何だっけ」などと思い出していたら、直ちに「解答の方向性が間違っている」と修正をかける。
(2)問題文に、出題意図へのヒントがないか、よく読む。
(3)解答を、自分の言葉で説明できるよう、考える。知識に頼ろうとするのは、いわば「思考停止」の状態である。
(4)「定義+社会通念+論理」で、解けると信じる。
<裏技>
(1)知識を暗記してきた受験生が、思考型に転換するのは、一人では難しいことがあります。筆者が、
「新・成川ゼミ」http://schooltokyo.jp/lp/newnarikawazemi/
で、「思考型の解き方」とは、こうだというお手本を、見せてあげます。
(注)受講していてとても苦しく感じたら、出題者の求める思考の方向性と、まだ距離があるということ。難なく飲み込めたら、あなたは「思考型」と思ってもらっていいでしょう。
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▼本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。
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