司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! ある目標に向かって、頑張っている姿は、りりしい。美しくもある。このことは、受験界でもスポーツ界などでも同じだ。
わしが小学生時代、“赤バット”で人気があったプロ野球・巨人軍一塁手、川上哲治選手は、“努力の人”だった。大打者として、首位打者5回・本塁打王2回・打点王3回など。チームの優勝に大いに貢献。打者としての絶頂期のとき、“アッ”というセリフを発し、野球ファンを驚かせた。
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<川上哲治選手(プロ野球)の言葉>
「調子のいい時は、投手の投げた球が、一瞬、止まって見える」
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これは、“努力の人”として、練習に練習を重ねた打者だから、言えるものだ。さて、司法試験・予備試験の受験生だったら、どんな状況の時に、川上選手のような言葉が、言えるだろうか。そして、その内容は、何か。考えてみてください。
では、刑法の問題を出します。
【設問】刑法No.8
友人Xは、被告人Yの刑事被告事件の証人として、喚問を受け、宣誓の上、公判廷において証言をした。被告人Yは、自分に有利な証言をするようにXを教唆した。Xは自身の記憶に反する内容を証言したものの、Xが証言した内容は、客観的事実と合致していた。
被告人Yの罪責を論じなさい。
【注】
明日、詳しく説明します。