今週も、また日曜日が来た。“プロフェッショナルな勉強法No.273”を、どうぞ。
▼「心身とも「今が底」でも、浮上の準備を続ける!」。
受験生Aさん(男性・32歳)は、この10年、配送の仕事と勉強を両立させようとしたが、受験には落ち続けるし、仕事は増え続けた。そのうち、強度のストレスで腸に癌ができた。病気が重くなり、一時、生死の境をさまよったが、一命を取りとめた。しかし、治療のため、仕事と勉強をあきらめざるをえない。この状況、どう考えたらいいだろうか・・・?
<×:スべる人>
(1)「なぜここまで状況が悪くなったのか」、原因を追究しない。
(2)病気で死にそうになっても、自分と向き合うのが嫌だ。コツコツ、努力することなんか、したくない。
(3)資格は欲しいから、体調が悪くても、受験に固執する。
(4)体を元気にするため、食べ物を自然食に変えよう、という発想に行き着かない。
<〇:受かる人>
(1)病気をきっかけに、「どうして、こんなにストレスを溜めてしまったか」真剣に考える。
(2)治療をしながら、冷静に人生を省みる。受験や資格取得の以前に、仕事・勉強する態度がまともだったのかどうか、反省する。
(3)これまでこだわってきた、学歴・職歴・受験暦などのキャリアは、今これからの目標とは何の関係もないから、忘れる。
(4)食べ物を自然食に変えて、健康作りから始める。
<合格ポイント>
(1)人は、今日一日、この一瞬の間にも自分を改善し、努力することで、人間社会に生きていける。このルールに沿うのか、外れるのかは、あくまで自由。しかし、ルールから外れれば、Aさんのように、目標があっても、いずれは、「社会の底」に落とされてしまう。
(2)なぜか? 理由は、こうである。自分を改善する努力ができない人は、社会で仕事をもらっても同じくに改善できないから、人の役に立てない。社会・仕事・受験・勉強のそれぞれに神様が、努力できない人を、社会の上層に来ないよう、抑える。ひどい場合はその人を底辺に突き落とし、反省を促すこともある。
(3)では、Aさんはどう考えたらいいだろうか?
①これ以上、「社会の底」に落ちて行かないよう、踏みとどまる。まずは、「病気で死ななかったこと」に、深く感謝する。「生きていて、本当に良かった」と日ごろから思う。受身的な人生観とは、完全にサヨナラをする。
②「その日が、とりあえず過ぎればいい」から、「日々、改善を蓄積する」に考え方を変える。脳ミソを、たくさん働かせる。暗記型から思考型・理解型になるようにする。
③考え方が直ってきたら、ようやく、今の状況から浮上する作戦を考える。
(4)まずは、体を元気にするために、食事を良質な自然食(玄米・水・野菜)に変える。元気があれば、いくらでも人生の巻き返しがきく。せっかく与えられた大切な時間を、無駄にしてはならない。
<裏技>
(1)Aさんは、「『合格の神様』は、怠け心にトコトン厳しい」と悟る。病気をきっかけに、「賢くなる」。
(2)もろもろの神様やご先祖様の調整によって、人には、最終的に超えられる試練のみ、与えられる。
(3)これらのことは、筆者の「合格抄」「ビジネス抄」に詳しく書いてあるので、勉強に疲れたときなどに、読んでみて欲しい。
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