▼日中、東京のJR線に乗って、四谷駅から代々木駅を経て品川駅に向かった。受験生に会いに行くためである。車中、3人掛けの優先席に大学生2人が座っていた。そこへ、信濃町駅から70才前後の夫婦らしい男女が入ってきた。それを見た、若い2人が“サッ”と席を立った。「どうぞ」と。座席を譲ってもらった、老夫婦も、また“サッ”と座る。しかし、無言のままである。自分のために席をあけて当たり前と思っているのだろう。学生君は、気まずい表情をして、その場を離れた。
▼久しぶりに会った受験生にこの話をしたら、「このところ、老人だから、席を譲ってもらって当然と思っている人がかなりいますね。見にくい年配者だと思います」と。私は、“サッ”とこの東京のコピーを作った。
「やさしい青年、お粗末な老人」
▼電車やバスの優先席は、倫理的なスペースである。法規などで規定する問題ではない。乗客が、自分の判断で処理すること。
「弱い立場の人は、席を明けてもらったら、“ありがとうございます”と。お礼が言えない人は、立ったままでいる」
「若い人は、弱い人がいたら、座席を譲る。これは、これらは、社会で生活する人の「イ・ロ・ハ」の「イ」である」
▼特に、このことができない年配者がいるのには、困ったものだ。日本社会が劣化しているためだろう。この社会に住む人たちが、心しなければいけない。
面白く、絶対合格!!
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