▼数年前から、電車のシルバー・シートでの怪談みたいな現象が、東京では顕著になってきた。日中、20~30代の男女が、電車に乗ってくると、脇目もふらず、優先席めがけて突進。
周囲に老人がおろうが、弱々しい人がいようが、おかまいなしだ。ドーンと腰を降ろして、すぐスマホをあけて、ゲームやメールをパチパチやる。老人たちも「仕方ないなあ」と諦める。
▼「ふしぎだなあ」と私。なんで、若い人らが、弱い人たちに席を譲ろうとしないのか。その理由が、解けず、ここ数年が経っていた。
ところが、この状況を大型ドローンに乗った気分でながめていたら、「アッ!そうか」と分かったような気がした。
若い男女は、「自分たちも疲れているから、先に座った方が優先されるのが、なんで悪いか」と言い張るだろう。(でも、その後、ゲームやメールするのではねえ・・・)
▼どうも、それだけではなさそうだ。そこで、ドローンに乗って、立体的に「若い人対老人」の構図を鳥かん。フト、ある気持ちが、20~30代の人たちの中にあるのではないか。
「私たちは、安い月収の中から、かなりの年金費を払わされている。そのお金は年寄りの収入になって行く。そして、ゆったりした老後生活を送っている。一方、自分たちは数十年後になっても、数万円しか年金がもらえないといわれている」
「だったら、年配者にサービスする必要はない。自分たちは、自分たち。彼らは、彼ら」
「遠く将来のことより、今が楽であれば…。スマホでゲームをして何が悪い」
そんな思いが、優先席から、聞こえてきそうだ。もしくは、若い人は「将来の仕返し」を早目に実行しているのかもしれない。
困ったことだ。この構図は、この後、どうなるのだろう。
ゆったりと、絶対合格!!
▼本日も、ブログ記事を読んでいただき、ありがとうございました。あなたの1クリックは、私が記事を書く、大きな原動力となります。以下のバナーをクリックして、ランキング・アップに、ご協力ください。
また、明朝4時に、「司法試験ブログ・予備試験ブログ」でお会いしましょう!
▼本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。
———————————————
【正しい日本語の書き方】
「どのように書けば、よいか」
「説得力のある文章の書き方とは」
読者の皆様の要望に応え、スクール東京では、
このたび「正しい日本語の書き方」を出版しました。
(Discover〈ディスカヴァー〉より、定価1,500円〈消費税別〉)
文章の書き方のノウハウ満載です。
書店やネットで、ぜひ、ご購入を。
【司法試験・予備試験の個別指導予備校「スクール東京」のおトク情報】
● メールマガジン登録
● フェイスブック
● ツイッター
● お悩みやご質問は、お気軽に「成川先生へのメール」まで。
● 全国どこでも、講演に駆けつけます! お気軽に「成川先生・講演のご依頼」まで。
【2018年10月19日(金)発売!】
「悪文・乱文から卒業する 正しい日本語の書き方」が、Discover21様から発売となります!増補改訂で、更に使いやすくなりました!https://amzn.to/2E377oF
この記事へのコメントはありません。