司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 日曜日が、やって来た。このブログと同じく、毎朝4時に更新している「合格ブログ(成川日記)」では、読者からのご要望にお応えして、毎週日曜日に、“プロフェッショナルな勉強法”を、アンコール掲載している。
● 最新の“プロフェッショナルな勉強法”は、この「司法試験・予備試験ブログ」。
● アンコール掲載の“プロフェッショナルな勉強法”は、「合格ブログ(成川日記)」。
毎週日曜日は、両方のブログに“プロフェッショナルな勉強法”を掲載するので、必ずチェックをして、合格に結びつけてほしい。
それでは、最新の“プロフェッショナルな勉強法No.74”を、どうぞ。
▼試験のベテランは、バカにされる
受験を始めてから、数年たってしまった。過去問もやったし、難しい項目も一応つぶしている。それでも、合格できない。今後どうしようかと、迷っている。
<×:スベる人>
(1)勉強をしている後輩からは、「先輩は、よく出来ますね」と評価され、少し得意になる。うれしい気にも、浸ることがある。
(2)本試験が終わると、勉強から離れたがる。合格発表日まで「なんとなく、受かっているのでは・・・」と“甘い自己評価”をする。
(3)基本科目を勉強するのを、嫌がる。「なんで、今さら」と、バカにさえする。
(4)「実力があるようだが、いつまでも合格できない」。内心焦っているが、根本的な改善策が、分からない。
(5)そのうち、家族や先生からも見放され、“アドロメダ星雲”に消えていく。
<〇:受かる人>
(1)3回以上、滑ったら、「自分も、ベテラン受験生になったのだ」と危機感をもつ。
(2)“基本軽視・過去問無視・理解逃避・暗記中心”の受からない勉強態度を少しずつ、改めていく。
(3)過去を猛反省し、“答えは自分”と人生観を変える。
<合格ポイント>
(1)何もしないで、自分の力を信じられるはずがない。自信を持つには、努力が必要だ。試験に限らず仕事もそうだが、自分から努力できなくなったら、今すぐやめた方がよい。「情熱的なまでの努力をしているか、否か」を、見切りの基準にすればいいのだ。
(2)さて、この見切りができないまま、受験生活がズルズルと長引くとどうなるか? 「試験のベテラン」になってしまうのである。特に、司法試験・公認会計士・医学部試験など、難関といわれる試験を目指している人たちに多く見られる。「仕事のベテラン」には価値があるが、「試験のベテラン」になってもしようがない。中には、新旧の学説やアメリカの諸制度、試験委員の性格といった合格に必要のないことに精通している「試験オタク」もいる。当人は得意になっているのだろうが、ただのバカだ。分からない論点や難問に出くわすと、すく論点や解答だけを暗記する。理解することが苦手な人種でもある。
(3)「試験のベテラン」に共通している心理は、「自分は、他人にはそう簡単にはできないことをやっている」というプライドと、「何年たっても合格できない」というコンプレックスである。この二つがせめぎ合って屈託を生み、素直な気持ちで勉強することができなくなっている。手抜きや息抜きが上手くなり、絶対に試験に出ない学術的・専門的な分野に楽しみを見出してしまう。逆に、数年前にやった基本知識をすっかり忘れてしまっている。「その種のベテラン」になったら、もう合格できない。
(4)「試験のベテラン」の趣味は、飲み会。自分より若い受験生をアルコールに誘い、“アンドロメダ行きの列車”に、同乗させる。早く受かりたい人は、近寄らない。
<裏技>
(1)入学試験・資格試験・就職試験の“短期合格スクール”とも、ベテラン受験生の“駆け込み寺”とも呼ばれている「成川合格塾」に、緊急入塾する。
(2)「成川合格塾」の教えを実行して、受からなければ、受験から完全撤退する。しかし、“成川メソッド”を実行して不合格になった人は、過去には、いない。
▼本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。
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【成川先生の合格語録】
「答えは、自分」
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Q:司法試験の浪人生同士で、受験勉強をしています。朝8:00から大学院の空き教室に集まって、問題演習をする計画だったのですが、メンバーの1人が、精神的に脱落しかけています。「最後まで、頑張ろうよ」と励ますと、「最近、夜が全然、寝付けない」「朝、6時ころに目が覚めて、起きようとすると目が回って、立ち上がれない」と(東京都、合格ネーム・NYさんの友達)。
A:夜は、できるだけ早く寝るようにしましょう。理想は、10時就寝の、朝5時起床です。 ① 完全浪人の人は、午前12時までに6時間勉強し、午前中にむつかしい問題をやって、勝負を決めます。午後は、4時間軽く流す程度で大丈夫。 ② 兼業受験生の人は、出社前の2~3時間に、命をかけます。効率としては、夜の4~6時間の質に匹敵するのです。そして、帰ってから1時間くらい、軽く勉強します。友達には、「夜、無理しなければ、朝スッキリ起きられる」と、アドバイスをしてください。
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